キャンプ歴は9年目になりましたが、一人前に程遠いファミリーキャンパーです。
家族4人(妻、子供(小学生の男女1人づつ)、首都圏近郊のよくあるベッドタウンでマンション住まい。
趣味と生活スタイルがマッチしたエコなアウトドアライフを目標に、日々研究の毎日です。
今回は2023年、もうすぐ夏本番ということで、この時期に欠かせない虫よけ対策についてお話したいたと思います。
キャンプに虫は付き物、でも快適に過ごしたい
結論から言うと、ファミリーキャンプで虫に出会わないというのはなかなか難しいです。
出会わない一番の方法は「虫のいない時期にキャンプにでかける」です。
時期で言うと、秋から冬のだんだん寒くなる時期、冬から春にかけてのあったかくなる手前、もちろんは冬でもOK。ですが、寒い時期にファミキャンに行くのは体調面で不安が出ますよね。
梅雨が明けたあたりから、夏の暖かい季節はキャンプに行きやすくなる半面、虫の活動も活発になります。
キッズは虫捕りが大好きですし、キャンプの大事なアクティビティの一つです。
虫除け対策を準備して、快適なキャンプに行きたいですね。
キャンプに気を付けたい虫たち
蚊
蚊は梅雨から夏にかけて特に活発になります。蚊に刺されるとかゆみや炎症を引き起こすことがあり、一部の蚊は病気を媒介する可能性もあるため、蚊除け対策をしたいですね。
ハエ
ハエは食事を邪魔したり、不潔な場所にも飛び回ります。食事の際に食べ物ををしっかり覆っておくことが重要です。
ダニ
ダニは林間サイトのキャンプ場は草むら潜んでいるので注意が必要です。ダニに咬まれるとかゆみや炎症がでたり、病気を媒介する可能性もあります。対策としては長袖・長ズボンの着用や虫除けスプレーの使用が重要です。
蜂
スズメバチや蜂は攻撃的な傾向があり、刺されると強い痛みやアレルギー反応を引き起こすことがあります。キャンプ場で巣を見つけた場合や食べ物を外に出した場合は特に注意たいですね。
クモ
クモはキャンプ場で見る虫ですが、中には毒を持つ種類もあります。安易に触ってしまうと危険な可能性も有るので、寝る場所やキャンプギアを設置する際には注意したいですね。
アブ
アブは小型のハエの一種で、体長は約3〜10ミリメートル、黒色や褐色をしています。アブは血液を吸うことができ、噛まれるとかゆみや痛みを引き起こすことがあります。また、アブは痛みを感じる前に吸血するため、気付かないうちに刺されることがよくあるので、注意が必要です。
ブヨ(ブユ)
ブヨはアブよりも小さな昆虫で、体長は約1〜5ミリメートルです。ブヨは吸血昆虫として知られていて、痛みを感じた後に吸血します。吸血部位はかゆみ、発赤、腫れなどの症状を引き起こすことがあるため注意が必要です。
キャンプの虫よけ対策
虫の種類が分かったところで、具体的にどうすれば良いのか?
ファミキャンで簡便に実践できそうな方法をいくつか紹介させていただきます。
<虫除けスプレー>
虫除けの代表格ですね
ディートと呼ばれる有効成分を含むものが効果的と言われています。
ディートは効果が大きい反面、皮膚刺激や肌アレルギーが出る場合が有ります。肌に直接スプレーする前に、ラベルの指示に従って使用方法を確認してください。
刺激が少ない虫よけスプレーとしてイカリジンが含まれるが使わている者も有ります。
ディートとイカリジンは両方とも一般的に使用される虫よけ成分なので、少し紹介をさせていただきます。
虫除け有効成分「ディート」
ディートは広範囲の昆虫に対して高い効果を持ち、蚊やブヨ、ダニなどの吸血昆虫に対して効果的です。
ディートは一度の塗布でイカリジンに比較し長時間の持続効果があります。
高い効果がある反面、ディートは特有の匂いがあり、ややべたつきが有るのが特徴です。 ディートは一部の人にとって皮膚刺激やアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、製品の使い方説明をよく読むとが大事です。ディートが使われている製品をいくつかご紹介します。
<サラテクトミスト リッチリッチ30 200mL【第2類医薬品】>
有効成分30%配合されている、強力なタイプです。テント設営などで忙しく動くお父さんにおすすめです。
<サラテクト ミスト 虫よけスプレー 200mL>
有効成分10%配合でお子さんにも使っていただけます。香りも優しいのが特徴です
虫除け有効成分「イカリジン」
イカリジンは一般的に皮膚刺激やアレルギー反応を起こしにくい成分で、敏感肌の人や子供にも比較的安全に使用できるのが特徴です。また、イカリジンはほとんど無臭で、肌にサラッとした感触を残すことができます。ただし、ディートに比べるとイカリジンの忌避効果の持続時間はやや短く、通常、数時間から半日程度の持続効果と言われています。また、イカリジンは蚊やブヨに対しては効果的ですが、ノミやハエなど一部の昆虫に対してはディートほどの効果がないと言われています。イカリジンが使われている製品をいくつか紹介させていただきます。
<スキンベープ 虫よけスプレー イカリジン ミストタイプ プレミアム 200mL>
有効成分15%配合されたイカリジンが使用された虫よけスプレーです。虫よけスプレー特有においの少ない無香性です
<天使のスキンベープ 虫除けスプレー イカリジン ミストタイプ ベビーソープの香り 200ml>
有効成分15%配合されたイカリジンが使用された虫よけスプレーです。お子さんにも優しい、ベビーソープの香りが使用されています。
<蚊取り線香>
キャンプサイトに蚊取り線香を使用すると周囲の虫を寄せ付けにくくなります。虫よけスプレーのように体に付ける必要がない点が利点です。ただし、火気には十分に注意して使用する必要が有ります。
香取線香ホルダーなどを利用するとお子さんも安心ですね。いくつか蚊取り線香を紹介します。
<アース渦巻香 蚊取り線香 30巻入り>
一番、オーソドックスな蚊取り線香です。対象となるのは「蚊成虫」となっているので、キャンプで使うには少し物足りないかもしれません。
<富士錦 パワー森林香(赤色) 30巻>
キャンプサイトの虫よけおおすすめこちら!!森林香は対象害虫がユスリカ、チョウバエ、アブとなっています。殺虫ではなく防虫効果ということで、森林香の煙が来る範囲に効果を発揮するので、キャンプサイトにいくつか設置する必要が有るかもしれません。
Ecoも先日のキャンプで使いましたが森林香の近くにいると虫が来ない印象でした。食事の時はテーブルの近くに設置しておくと落ち着いて食事ができるかもしれません。森林香は大きさも普通の蚊取り線香と違うので専用ケースも販売されています。
<パワー森林香 携帯防虫器>
こちらは腰に引っ掛けるを想定された作りになっているので、火傷の心配がかなり軽減できますね。
最近は100円ショップでも蚊取り線香ホルダーが販売されています。燃焼後の灰の処理などに気を付けながら、便利に使いたいですね。
予断ですが、蚊取り線香は特有の臭いが強く、保管にかなり気を使います。Ecoのおすすめは発砲スチロールケースです。
<キャプテンスタッグ 発泡クーラーボックス>
発砲スチロールケースは魚の運送に使われるくらい気密性が高く、臭いもバッチリ遮断してくれます。値段もお手頃で、軽くて持ち運びも便利なのでお勧めです。Ecoは虫よけ関連グッズを発砲スチロールケースに入れて整理しています。
<長袖・長ズボンの着用>
蚊やダニなどの虫に咬まれるのを防ぐためは蚊やダニが直接肌に触れないようにするための服装も重要です。長袖のシャツや長ズボンを着用するのが一番です。
また、明るめの色の服を選ぶと、蚊やダニなどの虫が近づきにくくなるともいわれています。
夏場は肌の露出が増えやすい時期なので、そのたの虫除けグッズと組み合わせて対策をしたいですね。
<虫が集まりやすい場所を知る>
梅雨や夏は湿度が高く、湿地の近くは虫の生息地となりやすいといわれています。キャンプ場の立地などからどんな虫がいるか事前に調べておくと、対策が取れますね。
虫とも共存して、楽しいキャンプライフ!!
セミが鳴くと「夏が来たなーー!」と思いますし、キャンプ場でトンボを見ると家族みんなで捕獲にチャレンジします!我が家は奥さんが一番トンボの捕獲が上手です(笑)
自然の虫たちと上手く付き合うことができると、ファミリーキャンプが一段と楽しくなりますよ。
皆さんのより楽しく、Ecoなアウトドアライフのお役に立てれば幸いです。では!
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