- コットは「寝心地を良くする道具」ではなく「地面から体を離す道具」です。デコボコが関係なくなり、湿気も虫も届きにくくなります。
- 「コットがあればマットは要らない」ではありません。マットは断熱の道具。コットは下を風が抜けるので、寒い時期はかえって冷えます。両方使うのが正解です。
- 家族4人分は要りません。車の積載と設営の手間を先に確認してから、必要な台数を決めてください。
こんにちは!
キャンプ歴は12年目になりましたが、まだまだ半人前のファミリーキャンパーのECoといいます!!
家族4人(妻、子供(長男:中学生、長女:小学生))、首都圏近郊のよくあるベッドタウンでマンション住まい。 趣味と生活スタイルがマッチしたエコなアウトドアライフを目標に、日々研究の毎日です 😄
8月も下旬、朝晩の空気が少しずつ変わってきましたね。
ここから秋にかけて、キャンプで効いてくるのが 地面からの冷え です。そして、その対策として名前が挙がるのがコット(簡易ベッド)。
でも、こんな疑問がありませんか??👇
- マットがあるのに、コットまで必要なのか分からない
- かさばりそうで、車に積めるか不安
- ハイとローがあるが、どちらを選べばいいのか分からない
- 家族4台そろえると場所も費用も大変
👉 コットは「寝心地を良くする道具」だと思われがちですが、本質は 地面から体を離す道具 です。
この違いが分かると、必要かどうかの判断がはっきりします。
そこで今回は、マットとの違いから、ハイとローの選び分け、家族分をどうそろえるか、そして意外な使い道まで、初心者パパさん向けにまとめました!!
🛏️ コットとマット、役割がまったく違います

どちらも「下に敷くもの」ですが、解決している問題が違います。
マットは「断熱」の道具
地面の冷たさが体に伝わるのを、素材の厚みと空気の層で防ぎます。
👍 良い点 軽くて、収納が小さい。価格も手頃です。
👎 注意点 地面のデコボコは完全には消せません。そして地面に近いので、湿気と虫の影響を受けます。
コットは「地面から離す」道具
脚で体を持ち上げるので、地面とのあいだに空間ができます。
👍 良い点 デコボコが関係なくなります。湿気も虫も届きにくくなり、夏は下を風が抜けるので涼しくなります。
👎 注意点 かさばり、重く、価格も上がります。そして冬は下から風が抜けるぶん、かえって寒く感じます。
⚠️ 「コットがあればマットは要らない」ではありません
ここが一番の誤解です。
コットの生地1枚では断熱になりません。冬に使うと、背中の熱が下から奪われて寒くなります。
👉 正解は コットの上にマットを敷く です。地面から離しつつ、断熱もする。この組み合わせが一番快適です。
| <項目> | <マットのみ> | <コットのみ> | <コット+マット> |
|---|---|---|---|
| 地面のデコボコ | 残る | 消える | 消える |
| 断熱(冬) | 効く | 弱い | 効く |
| 通気(夏) | 地面の熱が伝わる | 涼しい | 涼しい |
| 荷物 | 小さい | 大きい | 大きい |
| 立ち座り | 床から立つ | 楽 | 楽 |
📏 ハイコットとローコット、どちらを選ぶか
高さで2種類に分かれます。ここは家族構成で決めると失敗しません。
ハイコット(高さ40cm前後)
ベッドに近い高さです。多くはローに変えられる2WAYタイプになっています。
👍 良い点 立ち座りがとても楽です。下に荷物を収納できるので、テント内が広く使えます。日中はベンチとして座れます。
👎 注意点 重心が高いので、子どもが寝返りで落ちる可能性があります。そして小さいテントでは天井に頭が近くなります。
ローコット(高さ20cm前後)
地面に近い、安定したタイプです。
👍 良い点 落下の心配が少なく、軽くてコンパクト。小さいテントでも圧迫感がありません。
👎 注意点 立ち座りはハイほど楽ではありません。下の収納スペースも限られます。
👉 小さいお子さんがいるご家庭なら ローコット、大人中心なら ハイコット。この分け方が一番シンプルです。
同じキャンプマットの話を、こちらでも書いています。よかったらあわせてどうぞ!!


🛒 タイプ別のおすすめ
ここからは実際の候補です。誰が寝るかで選んでください。
😴 使い方で選ぶならこの4点!!
■ 本命 2WAYコット(ハイ/ロー切替)
特徴: 脚の付け替えで高さを変えられるタイプです。
推しポイント: 👉 季節と場面で使い分けられるのが強みです。夏はハイで風を通し、冬はローで冷気を避ける。1台で2役こなします。
こんなキャンパーにおすすめ:
👉 1台目を選ぶ方
👉 通年でキャンプに行く方
■ 軽量ローコット
特徴: 高さを抑えた、軽くて小さくなるタイプです。
推しポイント: 落下の心配が少ないので、お子さん用に向いています。収納も小さく済みます。
⚠️ 子ども用のコットは、選択肢がとても少ないです
キッズ専用のコットは市販品がほとんどありません。探しても大人用の小さいサイズが出てくる程度です。
👉 だからこそ、お子さんは無理にコットにせず マット+寝袋 で寝かせるのが現実的です。落下の心配もありませんし、費用も抑えられます。
コットは大人2台から。これが我が家の結論です。
■ 一緒に使いたい サーマレスト Zライトソル
特徴: 折りたたみ式のクローズドセルマットです。
推しポイント: 👉 コットの上に敷く1枚として優秀です。空気を入れる手間がなく、パンクの心配もありません。水を弾くので手入れも楽です。
秋以降は、コットとこのマットの組み合わせが効いてきます。
🌡 コットの下は、風の通り道です
「地面から離す」のが役割だと書きましたが、季節によって、それが利点にも欠点にもなります。
夏は、これが最大の武器になります
- 体の下に空気が流れるので、涼しいです:背中が蒸れません
- 地面の熱が伝わりません:夏の地面は、夜になっても熱を持っています
- 湿気からも離れられます:結露したテントの床に触れません
- 虫が上がってきにくいです
秋冬は、そのまま欠点になります
体の下を、冷たい空気が自由に流れます。地面の冷えは防げても、こんどは下から風が当たります。
- 「コットにしたのに寒い」の原因は、ほぼこれです
- だから、コットの上にマットを必ず敷いてください
- コットの下に荷物を置くと、風の通り道をふさげます
- 寝袋だけでは、体の下で潰れて断熱が効きません
👉 記事の中で「コットがあればマットは要らない、ではありません」と書いているのは、まさにこのことです。秋冬は、コット+マットがセットになります。
季節ごとの組み合わせ
- 夏:コットだけでOK。むしろ何も敷かないほうが涼しいです
- 春・秋:コット+薄手のマット
- 冬:コット+厚手のマット(R値4以上)。ここまでやると、地面の影響がほぼ消えます
- コットを使わない冬:銀マット+厚手マットの2枚重ね
🔧 買う前に、確認しておく5つ
タイプは決まっても、実際に使えるかどうかは別の話です。
サイズと、テントとの相性
- テントのインナーの内寸を測ってください:コットは、思ったより場所を取ります
- 2台並べて入るか:夫婦で使うなら、ここが問題になります
- テントの側面に当たらないか:壁に触れていると、結露した水が寝具に移ります
- 高さ:ハイコットだと、天井が低いテントでは座れません
体格に合っているか
- 長さ:身長+10cmが目安。180cmの方は、190cm以上のものを
- 幅:60cm以上あると、寝返りが打てます。それ以下だと、落ちそうになります
- 耐荷重:100kg以上あると安心です。体重+荷物で考えてください
- 生地の張り:ゆるいと、体が沈んで背中が痛くなります
設営の手間は、実際にやってみないと分かりません
👎 コットは、種類によって組み立てのきつさがまったく違います。生地をピンと張るタイプは、最後のフレームをはめるのに、かなりの力が要ります。
- 店頭で、一度組み立てさせてもらう:これがいちばん確実です
- 「女性でも組み立てられる」と書かれているか
- 組み立て補助のレバーが付いているものもあります
- 2WAYタイプは、脚の付け替えの手間も見てください
👉 設営がしんどいと、そのうち持っていかなくなります。寝心地と同じくらい、「毎回組み立てられるか」が大事です。
音も、意外と気になります
👉 寝返りを打つたびに、フレームがきしむものがあります。自分は慣れても、同じテントで寝ている家族が起きます。静かなキャンプ場では、けっこう響きます。
👉 これは、店頭で寝転がってみないと分かりません。試せる機会があれば、少し体を動かしてみてください。
👪 家族4人分をどうそろえるか

コット4台は、正直かなりの荷物です。現実的な考え方をお伝えします。
全員分は、要りません
👉 まず大人2台から始めるのがおすすめです。
子どもは体重が軽く、地面のデコボコもあまり気にしません。そしてコットから落ちるリスクを考えると、小さいうちはマットの方が安全な場面もあります。
車の積載を先に確認する
コットは畳んでも、細長い棒状の大きな荷物になります。
👉 「テント・タープ・チェア4脚・クーラーボックス」に加えてコット2台。ここまで積めるかどうかを、買う前に一度シミュレーションしてください。
⚠️ 設営の手間も見ておく
特に軽量タイプは、生地を張るときにかなりの力が要ります。
👉 撤収も同じだけ手間がかかります。1泊のキャンプで、この作業を4回くり返すことになると考えて選びましょう。
🏠 実は「防災」と「来客」で出番があります
我が家のギア選びの基準は「家でも使えるキャンプギア」です。コットもこの基準に合います。
親戚が泊まりに来たときの寝床になります。そして災害時、避難所の床に直接寝るのと、コットで体を持ち上げるのとでは、体の負担がまったく違います。
👉 実際、避難所での使用を想定した簡易ベッドは、いま各自治体でも備蓄が進んでいます。それを家庭で持っておけるのは、大きな安心につながります。
コットを手に入れると、泊まれる場所と季節が広がります。
地面のデコボコも、底冷えも、朝露も。地面から10cm離れるだけで、そのほとんどが気にならなくなります。
「あそこは地面が硬いからやめておこう」がなくなるのは、思っている以上に大きいですね。
👉 そのぶん荷物はひとつ増えます。
車に積めるかどうかを、買う前に一度メジャーで測っておくと失敗しません。
👉 防災用として見るなら、コットには「マットにはない価値」があります。床から離れられることです。
- 避難所の体育館は、床が硬くて冷たいです:マットでも改善しますが、コットのほうが確実です
- 床のほこりを吸わずに済みます:大勢が歩く場所では、床から30cm上がるだけで空気が違います
- 起き上がるのが楽です:高齢の家族がいるなら、これは大きいです
- 下が収納場所になります:荷物を置けるので、狭い場所で助かります
👉 実際、災害時の避難所で簡易ベッドが配られるのは、これらの理由からです。キャンプ用のコットが1台家にあれば、それがそのまま備えになります。
👉 来客用としても、布団を1組買うより場所を取りません。たたんで立てかけておけるので、押し入れの隙間に収まります。
🛏️ 地面から体を離して、秋のファミキャンへGo!!
いかがだったでしょうか??
コットは、寝心地の道具ではなく 地面から体を離す道具 です。
デコボコが消え、湿気と虫が届きにくくなり、立ち座りが楽になる。この3つが、コットを使う本当の理由です。
そして忘れてはいけないのが、コットの上にマットを敷くこと。コット1台だけでは、秋以降は背中が冷えます。
まずは大人2台から。家族全員分をそろえる必要はありません。
お使いの車に、畳んだコットが2台入るか確認してみましょう!!
きっとキャンプがもっと楽しくなりますよ🌞🌞
これからもECOutdoor!!では、皆さんにとって楽しく、役に立つような情報を発信したいとおもいます!!
皆さんがより楽しく、Ecoなアウトドアライフのお役に立てれば幸いです。では!


