- 秋の食材は「包んで火に入れれば完成」するものが多いです。さつまいも、かぼちゃ、きのこ、栗。手の込んだ調理が要らないので、子どもと遊びながら作れます。
- 焚き火の「余熱」が使えるのが秋です。夕食のあと、炭が落ち着いた焚き火に芋を入れておけば、片付けのあいだに焼き芋ができています。
- 常温で持っていけるのも大きい。クーラーボックスの容量を、飲み物と肉に使えます。下ごしらえは家で済ませると9割ラクになります。
こんにちは!
キャンプ歴は12年目になりましたが、まだまだ半人前のファミリーキャンパーのECoといいます!!
家族4人(妻、子供(長男:中学生、長女:小学生))、首都圏近郊のよくあるベッドタウンでマンション住まい。 趣味と生活スタイルがマッチしたエコなアウトドアライフを目標に、日々研究の毎日です 😄
9月に入って、スーパーの棚が急に秋らしくなってきましたね。さつまいも、きのこ、栗、かぼちゃ。
そして秋の食材は、実はキャンプととても相性がいいんです。
でも、こんなふうに思っていませんか??👇
- 秋の食材は下ごしらえが面倒そう
- 焼き芋は憧れるけれど、時間がかかりそうで手を出せない
- 結局いつもと同じ、肉と焼きそばになってしまう
- 子どもがきのこや芋を食べてくれるか不安
👉 秋の味覚がキャンプに向いている理由は、火に放り込むだけで完成するものが多いからです。
夏は火の前に立つのがつらかったですが、9月からは焚き火が気持ちいい季節になります。その火を、そのまま料理に使えるんです。
そこで今回は、焚き火とダッチオーブンで作る秋の味覚を、下ごしらえのコツまで含めてご紹介します!!
🍂 秋の食材がキャンプ向きな3つの理由

① 火に放り込むだけで完成するものが多い
さつまいも、とうもろこし、かぼちゃ、きのこ。どれも 包んで火に入れれば完成 します。
👉 手の込んだ調理が要らないので、子どもと遊びながら作れます。これが夏のBBQとの大きな違いです。
② 焚き火の「余熱」が使える季節になります
夏は焚き火をしても暑いだけですが、秋は違います。
👉 夕食のあと、炭が落ち着いた状態の焚き火に芋を入れておく。片付けをしている間に焼き芋ができています。時間を無駄にしない使い方です。
③ 常温で持っていける
芋・かぼちゃ・きのこ・栗は、クーラーボックスに入れなくても運べます。
👉 夏は保冷が最大の悩みでしたが、秋の食材はここが本当に楽です。クーラーボックスの容量を、飲み物と肉に使えます。
同じTSBBQの話を、こちらでも書いています。よかったらあわせてどうぞ!!


🍠 焚き火で作る秋の味覚 3品
■ 焼き芋 いちばん失敗しないのに、いちばん喜ばれる
作り方はシンプルです。さつまいもを濡らした新聞紙で包み、その上からアルミホイルで包んで、焚き火の熾火に入れるだけ。
👉 コツは 熾火(おきび)を使うこと です。炎が上がっている状態に入れると、外だけ炭になって中は生のままになります。炎が落ち着いて、炭が赤くなってからが本番です。
時間の目安は30分から1時間。竹串がすっと通れば完成です。
⚠️ 子どもと一緒にやるときは、取り出す係は必ず大人が担当してください。熾火は見た目より高温です。

■ きのこのホイル焼き 3分の下ごしらえで完成
しめじ・エリンギ・まいたけを手で割いて、バターと醤油と一緒にホイルで包むだけ。
👉 きのこは洗わないでください。 風味が落ちますし、水分が出てべちゃっとします。汚れが気になるところだけ軽く拭けば十分です。
火にかけて10分ほど。包みが膨らんできたら合図です。

■ ダッチオーブンで丸ごとかぼちゃ
かぼちゃの上を切って種を取り、中に具を詰めてダッチオーブンで蒸し焼きにします。
👉 見た目のインパクトが圧倒的です。子どもが「これ何!?」と寄ってきます。
時間はかかりますが、放っておけるのが焚き火料理のいいところです。
④ 「熾火(おきび)」という、秋にちょうどいい火
秋の焚き火料理でいちばん大事なのが、この熾火です。
👉 熾火とは、炎が落ち着いて、薪が赤くおこった状態のこと。焚き火を始めてから、だいたい30分から1時間で、この状態になります。
👉 炎で焼くと、外は真っ黒・中は生になります。炎は温度が高いうえに、当たる場所が偏るからです。熾火は、じわじわと全体に熱が入ります。焼き芋も、かぼちゃも、この熾火で作ります。
👉 見分け方は簡単で、炎がほとんど上がらなくなって、薪が白っぽい灰をかぶりながら中が赤い状態。ここまで待てるかどうかが、焚き火料理の分かれ目です。
👉 逆算すると、食べたい時刻の1時間前には火を起こしておくことになります。「暗くなってから焚き火を始めて、それから焼き芋」だと、食べるのは夜10時です。秋は日が落ちるのが早いので、明るいうちに火を作っておいてください。
🔥 火加減の目安を、手で覚えてください
温度計はなくても、手をかざす秒数でだいたい分かります。焚き火の上、手のひらを15cmくらいのところにかざして数えます。
- 2秒で熱くて我慢できない・・・強火。肉を表面だけ焼くとき
- 4〜5秒で我慢できない・・・中火。ホイル焼き向き
- 7〜8秒がまん できる・・・弱火(熾火)。焼き芋やかぼちゃ向き
👉 焼き芋は、この7〜8秒の弱火でじっくりです。強い火に入れると、外側が炭になります。
👉 火が強すぎるときは、薪を足さずに待つ。火を弱めようとして水をかけると、灰が舞って料理に入ります。待つのがいちばんの火加減調整です。
👉 逆に弱すぎるときは、熾火を1か所に寄せてください。薪を足すと、また炎が上がって振り出しに戻ります。集めるだけで、その場所の温度は上がります。
⚠️ 食べ終わったあとの熾火は、まだ数百度あります
👉 料理が終わったころの熾火は、見た目が地味でも十分に危険な温度です。子どもが近づく時間帯とも重なるので、食後こそ火の管理を緩めないでください。
👉 水をかけて消すのは、灰が舞ううえに焚き火台を傷めます。燃え切るまで待つか、火消し壺に移すのが基本です。翌朝まで熱が残ることもあるので、灰を捨てるのは完全に冷めてからにしてください。
⚠️ アルミホイルは、食材に直接触れる面に注意
👉 酸っぱいもの(レモン・トマト・酢)や、塩分の強いものを直接ホイルに触れさせたまま長く加熱すると、ホイルが溶けて穴が開くことがあります。
👉 気になる場合は、クッキングシートで一度包んでから、その上をホイルで包むと防げます。ひと手間ですが、家でやっておけば現地の作業は変わりません。
🏠 下ごしらえは、家でやると9割楽になります

秋の食材でキャンプ飯を作るとき、現地での手間を減らす方法があります。

🔪 家でやっておくならこの3つ!!
■ 洗って、切って、包むところまで済ませる
さつまいもは洗って新聞紙で包むところまで。きのこは割いて、調味料と一緒にホイルに包むところまで。
👉 現地でやるのは 火に入れるだけ。 この状態にしておくと、子どもと遊ぶ時間が増えます。
■ アルミホイルは「厚手」を選ぶ
焚き火に直接入れるなら、普通のホイルでは破れます。
👉 厚手のホイルを使うか、二重に巻いてください。破れると灰が入って台無しになります。
■ トングは長いものを1本
熾火から食材を取り出すには、長さが要ります。
👉 短いトングだと手が熱くて、焦って落とします。焚き火用の長いトングが1本あると安全です。
🥔 もう3品、覚えておくと役に立ちます
紹介した3品ができるようになったら、次はこのあたりです。どれも下ごしらえがほとんど要りません。
■ 焼きりんご ── 芯をくり抜いて、バターと砂糖
👉 りんごの芯をくり抜いて、そこにバターと砂糖を入れてホイルで包む。熾火のそばに30分ほど置くだけです。
👉 秋のデザートとして、子どもの反応がいちばん良い1品です。焼き芋と同じ火加減で作れるので、同時に仕込めます。
■ 丸ごと玉ねぎ ── 皮のまま入れるだけ
👉 玉ねぎは、皮をむかずにそのままホイルで包んで熾火へ。40分ほどで、中がとろとろになります。
👉 皮が焦げても中は無事なので、失敗がほとんどありません。食べるときに皮をむいて、塩か醤油を少し。甘さに驚きます。
■ 栗 ── 必ず切り込みを入れてから
👉 栗をそのまま火に入れると、破裂します。これは危険なので、必ず鬼皮に1cmほどの切り込みを入れてください。
👉 切り込みを入れてから、網の上か、フライパンで20分ほど。切り込みの部分がぱっくり開いたら食べごろです。
👉 この切り込みは、家で入れておけます。包丁を使う作業なので、暗いキャンプ場でやるより安全です。
⚠️ 生焼けが心配なときの確かめ方
👉 竹串を刺してみてください。すっと通れば中まで火が入っています。抵抗があるなら、もう少し。
👉 焼き芋は「持ったときに、ふにゃっと柔らかい」のが目安です。硬いままなら、まだ中心が生です。
👉 火から出したあと、ホイルに包んだまま5分から10分置くと、余熱で中心まで火が入ります。すぐに開けたくなりますが、ここを待つと仕上がりが変わります。
👶 子どもが食べてくれる工夫
① 自分で包ませる
ホイルに包む作業を子どもに任せると、食べる確率が跳ね上がります。
👉 「自分が作ったもの」は食べるんです。多少ぐちゃぐちゃでも、そこは目をつぶりましょう(笑)

② 甘い味からデビューさせる
きのこが苦手な子でも、焼き芋やかぼちゃは食べます。
👉 まず甘いもので秋の味覚を好きになってもらう。きのこはその次の年でも遅くありません。
⚠️ 熱いものは、必ず大人が取り出す
ホイル包みは、開けた瞬間に蒸気が出ます。子どもが顔を近づけていると危険です。
👉 開ける係は大人。これは毎回、家族で確認してください。
④ 焚き火の前に「役割」を渡してしまう
食べてくれるかどうかは、その料理に自分が関わったかどうかでかなり変わります。
- ホイルを切る係・・・長さを決めて渡せば、小さい子でもできます
- 包む係・・・多少すきまが空いても、二重にすれば大丈夫です
- 薪を運ぶ係・・・火に近づけないぶん、これは安全にできます
- 竹串で「焼けたか」を確かめる係・・・大人が横で持ちながら
👉 「自分が包んだ芋」は、たいてい食べます。好き嫌いの話ではなく、関わり方の話です。
👉 それと役割があると、火のまわりでうろうろしなくなります。安全という意味でも効きます。
⑤ 帰りの車で食べられるように、1つ多めに
👉 焼き芋は、冷めてもおいしい数少ない焚き火料理です。
👉 撤収の朝に1つ多く焼いておいて、ホイルに包んだまま持ち帰る。帰りの車の中でのおやつになります。渋滞にはまったときに、これがあると助かります。
👉 冷めた焼き芋は、家で軽くトースターに入れると戻ります。キャンプの余韻が1日のびます。
🍠 秋の味覚を焚き火で、家族のキャンプへGo!!
いかがだったでしょうか??
秋の食材は、包んで火に入れるだけで完成するものが多く、しかも常温で運べます。夏より圧倒的に楽なんです。
そして食材そのものが主役なので、凝った調理をしなくても美味しくなります。焚き火の熾火という、夏には使えなかった熱源が使えるのも秋ならではですね。
旬のものをその時期に食べる。これはとてもエコな食べ方だとおもいます。
まずは次のキャンプで、さつまいもを1本だけ焚き火に入れてみましょう!!
きっとキャンプがもっと楽しくなりますよ🌞🌞
これからもECOutdoor!!では、皆さんにとって楽しく、役に立つような情報を発信したいとおもいます!!
皆さんがより楽しく、Ecoなアウトドアライフのお役に立てれば幸いです。では!


