- 蒸し料理はキャンプにぴったりです。①油をほとんど使わず子どもも食べやすい ②蒸気でじっくり加熱するので焦げ付かず、失敗が少ない ③肉まん以外にもバリエーションが豊富。
- メスティンはフタがしっかり閉まるので、そのまま蒸し器になります。軽くて熱伝導もいいので「万能クッカー」と呼ばれています。
- 子どもがいちばん喜ぶのは、蒸したてアツアツの肉まんです。コンビニのものとは別物になります。
こんにちは!
キャンプ歴は12年目になりましたが、まだまだ半人前のファミリーキャンパーのECoといいます!!
家族4人(妻、子供(長男:中学生、長女:小学生))、首都圏近郊のよくあるベッドタウンでマンション住まい。 趣味と生活スタイルがマッチしたエコなアウトドアライフを目標に、日々研究の毎日です 😄
残暑が厳しい時期が続きますが、9月になると高原地域のキャンプ場はかなり涼しくなってきます!

家族でキャンプに出かけるとき、子どもたちが楽しみにしているのはやっぱり「ごはん」!!
外で食べるご飯は何でも美味しく感じますが
「せっかくなら子どもが笑顔になる料理を作りたい!!」
そんな気がしませんか??
わが家の子どもたちが特に好きなのが肉まん。
コンビニで買う肉まんももちろん美味しいです。でも、キャンプで蒸したてアツアツの肉まん、これは格別です!!。
そんな時に欠かせない調理道具が「メスティン」
メスティンはアルミ製のシンプルな飯盒(はんごう)です。
炊飯だけでなく、蒸し料理にも大活躍してくれる、キャンプの便利ギアです!。
今回は、メスティンを使った蒸し料理の魅力を、家族キャンプの視点で紹介させていただきます!!
メスティンってどんな道具?
メスティンとは、四角い形をしたアルミ製の飯盒です。
もともとはスウェーデンのトランギア社が開発した調理器具で、日本ではキャンプブームとともに一気に人気が広まりました。
メスティンの特徴は3つ
- 軽量で持ち運びやすい
- 熱伝導が良く、炊飯や調理がしやすい
- フタがしっかり閉まるので、蒸し器としても使える
これらの特徴から、アウトドアでは「万能クッカー」と呼ばれるほどです。
お米を炊く、パスタをゆでる、煮物をする、そして今回のテーマである「蒸し料理」までこなせます。

キャンプで蒸し料理?実はメリットだらけ!
「キャンプで蒸し料理なんてできるの?」と思う方もいるかもしれません。
実は蒸し料理はアウトドアにぴったりなんです。その理由をあげていきます。
①子どもも食べやすい
蒸し料理は油をほとんど使わず、ふっくら柔らかく仕上がります。小さな子どもでも食べやすく、親としても安心。
②火加減の失敗が少ない
蒸気でじっくり加熱するため、焦げ付きにくく、料理初心者でも扱いやすいのがポイント。
③ バリエーションが豊富
肉まん、シュウマイ、冷凍餃子、野菜の蒸し物など、市販品を活用するだけで簡単にメニューが広がります。
④ 洗い物が少ない
蒸し網とメスティン本体だけで調理できるので、後片付けがとても楽です。子供たちとの一緒のキャンプ、意外と大事なおすすめポイントです!!

同じトランギアの話を、こちらでも書いています。よかったらあわせてどうぞ!!


メスティンで肉まんを蒸す方法
ここからは具体的にメスティンで肉まんを蒸す方法を紹介します。
用意するもの
- メスティン(レギュラーサイズでOK、複数個をいっぺんに蒸すならラージサイズがおススメ)
- メスティン用の網(100均やアウトドアショップで購入可能)
- 水 50ml〜100ml程度
- 肉まん(市販のもの)
作り方
- メスティンの底に網をセットする
- 水を入れる(網が浸からない程度)
- 網の上にクッキングシートを敷き、肉まんをのせる(肉まんにシートがくっついていればなくてもOK)
- フタをして弱火にかけ、約10分蒸す
- ふっくらアツアツの肉まんが完成!
ポイントは直火ではなく弱火でじっくり。じっくり蒸すことで沸騰するお湯で肉まんがベチャベチャになることを防いでくれます。フタを開けた瞬間、湯気とともに漂う肉まんの香りは、まさにキャンプの醍醐味です。
子どもたちが喜ぶ!メスティン蒸し料理のアイデアを紹介!!
肉まん以外にも、メスティンで作れる蒸し料理はたくさんあります。
- 🥟 餃子(そのまま並べて蒸すだけ)
- 🍗 焼売(そのまま並べて蒸すだけ)
- 🥔 ジャガバター(ジャガイモを蒸して、塩を振ってバターをのせるだけ!)
- 🥬 枝豆 (蒸すことでふっくら美味しい枝豆の出来上がり)
紹介させていただ料理は手間がかからず、失敗もしにくいので、初心者キャンパーにもおすすめです!!
メスティン蒸し料理の注意点
便利なメスティンですが、いくつか注意点もあるので、気を付けながら使いましょう!!
- 水を切らさない
水がなくなると空焚きになり、メスティンが焦げついたり変形するので注意
よくメスティンを燻製器に使用するのを見ますが、チップを熱するだけで空焚き状態なので注意が必要です - 火加減は弱火で
強火でガンガン加熱するとアルミが焦げやすくなります。 - 蒸気に注意
メスティンは気密性が高いのでフタを開けるときは蒸気で火傷しないように気をつけましょう。美味しそうな蒸気でやけどしないようECoは手袋をつけてあげるようにしています。
🛠 メスティンを買ったら、最初にやること
メスティンは、箱から出してすぐ使える道具・・・というわけではありません。とくに定番のアルミ製は、買ったあとにひと手間かけておくと、使い心地がまったく変わります。
■ ① バリ取り
アルミを型で抜いて作っているので、フチにざらざらした部分(バリ)が残っていることがあります。ここは手や口を切ることがあるので、必ず処理してください。
やり方は簡単で、紙やすり(400〜1000番)でフチをなでるように削るだけ。5分ほどで終わります。指でなぞって引っかかりがなくなればOKです。
最近は「バリ取り済み」で売られている製品も増えています。買う前に商品説明を確認しておくと、この作業を省けます。
■ ② シーズニング(米のとぎ汁で煮る)
アルミは、そのまま使うと黒ずんだり、食材のにおいが移ったりします。これを防ぐのがシーズニングです。
- 鍋にメスティンを入れて、かぶるくらいの米のとぎ汁を注ぐ
- 弱火で15〜20分煮る
- 冷ましてから、洗って乾かす
とぎ汁に含まれるでんぷんが、表面に薄い膜を作ってくれます。持ち手の樹脂部分が溶けないよう、ハンドルは外すか、湯から出しておくのを忘れずに。
ちなみに、表面が加工されているモデル(アルマイト加工・フッ素加工)は、シーズニング不要です。というより、やっても意味がありません。自分のメスティンがどちらなのか、確認してから作業してください。
⚠ アルミのメスティンで、やってはいけないこと
- 空焚き …… アルミは熱伝導が良すぎるので、変形したり穴が開いたりします
- 強火でゴウゴウ焼く …… 底が波打つように歪みます。弱火〜中火が基本
- 金属たわしでこする …… せっかくの膜が剥がれます。スポンジで十分
- 酸の強いものを長時間入れておく …… トマトや酢の料理を入れっぱなしにすると、黒く変色します
- 食洗機 …… 洗剤と高温で、表面が白くくすみます
どれも「壊れる」というより「見た目が悪くなる」「歪む」といった変化です。とはいえ、長く使いたい道具なので、頭の隅に入れておいてください。
💧 蒸し料理は「水の量」と「時間」で決まります
蒸し料理でよくある失敗は2つ。途中で水がなくなって焦げるのと、火が通りきらないことです。どちらも、数字を知っていれば防げます。
■ 水の量の目安
メスティンに網(スチーマー)を敷いて蒸す場合、水は網の下、深さ1〜1.5cm程度。量にするとおよそ100〜150mlです。
これで蒸せる時間は、弱火でだいたい10〜15分。それより長く蒸したいものは、途中で差し水が必要になります。
- 水が多すぎる …… 沸騰したお湯が食材に触れて、べちゃっとする
- 水が少なすぎる …… 途中で空焚きになり、底が焦げる
心配なら、蒸し始めて10分たったら一度だけ確認するというルールにしておくと安心です。
■ 食材ごとの蒸し時間
- 肉まん(冷蔵) …… 10〜12分
- 肉まん(冷凍) …… 15〜18分
- シュウマイ・餃子 …… 8〜10分
- 野菜(ブロッコリー・にんじん) …… 5〜8分
- じゃがいも(半分に切る) …… 15〜20分
- 鶏むね肉(そぎ切り) …… 10〜12分
火加減は弱火で、湯気がしっかり上がっている状態を保ちます。強火にしても早く蒸し上がるわけではなく、水が早くなくなるだけです。
✔ 網がなくても、代わりになるもの
専用のスチーマーがなくても、蒸し料理はできます。
- アルミホイルを丸めて3つ …… 底に置いて、その上に皿を載せる
- クッキングシート …… 底に敷けば、少ない水でも焦げつきにくくなります
- 割り箸2本 …… 底に渡して、その上に食材を載せる
ただし、直接底に置くと焦げるので、食材と底のあいだに必ずすき間を作ることだけは守ってください。
⚠ 熱いメスティンは、素手で持てません
最後に、当たり前だけど毎回やってしまう失敗を。アルミのメスティンは、フタも本体も一瞬で熱くなります。ハンドルの樹脂部分だけが安全な場所です。
とくに焚き火で使ったあとは、ハンドルまで熱くなっていることがあります。グローブか、たたんだ布巾を必ず用意してから火にかけてください。子どもがいるなら、蒸している間の置き場所も決めておくと安心です。
👨👩👧 蒸し料理が、ファミキャンに向いている理由
最後に、なぜ蒸し料理をおすすめするのかを、あらためて整理しておきます。理由は「待っているあいだ、親が自由になる」という一点に尽きます。
- 火の前に張りつかなくていい …… 焼き物と違って、ひっくり返す必要がありません
- 失敗しにくい …… 焦がす心配が少なく、多少時間が前後しても味が落ちません
- 洗い物が少ない …… メスティン1つで完結します
- 子どもが手伝える …… 食材を並べる作業は、小さい子でもできます
キャンプの調理で親が疲れるのは、火の前から離れられないからです。その間、子どもは子どもで遊びたいし、設営や片づけも進めたい。蒸し料理は、この「手が離せない時間」をつくりません。
10分蒸しているあいだに、テーブルを整えたり、子どもとキャッチボールをしたりできる。調理の時間が、家族の時間を奪わない。これが、ファミリーキャンプで蒸し料理をすすめたい一番の理由です。
メスティン+蒸し料理でキャンプが変わる!
わが家では、メスティンを使った蒸し料理をするようになってからキャンプ料理の幅が一気に広がりました。特に寒い時期にアツアツの肉まんを家族みんなで食べる時間は、最高です!!
メスティン蒸し料理の良い点は次の通り
- メスティンは炊飯だけでなく「蒸し料理」でも大活躍!
- 肉まん、餃子、野菜、魚、デザートまで幅広く調理できる
- 子どもが喜び、大人も楽できるので家族キャンプに最適
キャンプ料理は「焼く」「煮る」だけじゃもったいない。これからは「蒸す」を取り入れてみませんか?
メスティンは簡単で、子どもも大人も楽しめます。そんな料理がキャンプに一つ加わると、キャンプの楽しい思い出がたくさん増えますよ!
メスティンといえば炊飯。失敗しない炊き方と道具はこちらにまとめています。

メスティンの相棒になるアルコールストーブとポケットストーブの比較はこちらです。

これからもECOutdoor!!では、皆さんにとって楽しく、役に立つような情報を発信したいとおもいます!!
皆さんがより楽しく、Ecoなアウトドアライフのお役に立てれば幸いです。では!


