- 炎天下に置かれた黒いサドルは60℃を超えることがあります。卵が焼ける温度です。原因は「黒くて、日を遮るものがない」から。
- お金をかけずにできることが3つ。①停める向きを変える(サドルを建物側・北側へ) ②木や屋根の下を探す ③タオルを1枚かけておく。これがいちばん手軽で、いちばん効きます。
- 買い替えるときは「色」も選択肢に。明るい色のサドルは黒より温度が上がりにくくなります。
こんにちは!
キャンプ歴は12年目になりましたが、まだまだ半人前のファミリーキャンパーのECoといいます!!
家族4人(妻、子供(長男:中学生、長女:小学生))、首都圏近郊のよくあるベッドタウンでマンション住まい。 趣味と生活スタイルがマッチしたエコなアウトドアライフを目標に、日々研究の毎日です 😄
買い物から戻って、駐輪場に停めた自転車にまたがった瞬間。
さっそくですが、これ、経験ありませんか?👇
- サドルが熱すぎて、座れない
- ハンドルのグリップが熱くて、素手で握れない
- 鍵の金属部分が熱くて、指先が「熱っ」となる
👉 「駐輪しているあいだに、自転車がフライパンになる」問題
真夏の直射日光に置かれた黒いサドルは、60℃を超えることがあります。
卵が焼ける温度です。そこに座るわけですから、痛いのも当然ですね。
今回は 👉 停めているあいだの暑さを、どうやって減らすか を、お金をかけない方法から順にご紹介します!!
🔥 なぜサドルとハンドルだけ、あんなに熱くなるのか
理由は単純で 👉 黒くて、日を遮るものが何もないからです。
- 黒は光を吸収して、そのまま熱に変えます
- サドルとグリップは高い位置にあって、日陰になりません
- 金属のフレームや鍵は、熱が伝わるのが速いです
👉 逆に言えば「色を変える」か「日を遮る」かの、どちらかで解決します。
ちなみに、明るい色のサドルは黒より温度が上がりにくくなります。買い替えるときは、色も選択肢に入れてみてください。
👉 なお、この「熱い問題」は、9月に入っても続きます。気温が下がっても、日差しの角度が低くなるぶん、午後は自転車に日が当たりやすくなります。10月ごろまでは、同じ対策を続けておいてください。
💰 まずは、お金のかからない方法から

道具を買う前に、これだけで大きく変わります。
- ① 停める向きを変える 👉 サドルを建物側・北側に向けるだけで、日が当たる時間が減ります
- ② 木の下・屋根の下を探す 👉 駐輪場でも、端のほうは日陰になっていることがあります
- ③ タオルを1枚かけておく 👉 いちばん手軽で、いちばん効きます
👉 使い終わったタオルをサドルにかけておくだけ。これが本当に効きます。
ただし 👉 風で飛ぶので、洗濯ばさみで留めるのを忘れずに。何枚も失いました(笑)
👉 そして、いちばんお金のかからない方法をもう1つ。停める向きを変えるだけです。サドルが北を向くように停めると、日差しの当たる時間が短くなります。午後に停めるなら、建物の影がどう伸びるかを見て、影の中に入る向きを選ぶ。0円で、確実に効きます。
🪑 それでも足りないときの、3つの道具
🪑 駐輪中の暑さ対策はこの3点!!
■ サドルカバー(防水・日よけ)
特徴: サドルにかぶせておくカバーです。もともとは雨よけですが、日よけとしても優秀です。
推しポイント: 千円以下で買えて、つけっぱなしにできます。雨の日にサドルが濡れないという利点もセットでついてきます。
こんな方におすすめ:
👉 屋外の駐輪場に停めることが多い方
👉 毎回タオルをかけるのが面倒な方
■ ハンドル用の日よけカバー
特徴: ハンドルまわりを覆うカバーです。冬の防寒用として売られていますが、夏の日よけにも使えます。
推しポイント: グリップとブレーキレバーが熱くならないので、握った瞬間の「熱っ」がなくなります。
欠点: 見た目は好みが分かれます。実用重視の方向けかなと思います。
■ 自転車カバー(防水・紫外線対策)
特徴: 自転車をすっぽり覆うタイプです。
推しポイント: 熱対策としては、これがいちばん効きます。同時にタイヤやサドルの劣化も止まるので、長い目で見ていちばん得です。
欠点: 毎回かけ外しする手間があります。通勤で毎日使う自転車には向きません。
→詳しくはこちら「【保存版】猛暑で自転車は傷む!!〜夏のタイヤ・チェーン・ゴムの手入れ〜」
🔧 熱で傷むのは、サドルとハンドルだけではありません
触れる場所の話をしてきましたが、炎天下の駐輪は、自転車そのものを消耗させます。
夏に傷みやすい5か所
- タイヤ:紫外線でゴムが硬くなり、側面にひび割れが出ます。空気圧も、熱で上がったり下がったりします
- グリップとサドル:樹脂と合成皮革は、紫外線でひび割れます。べたついてきたら劣化のサインです
- ワイヤーの被覆:硬化して、ひび割れます。そこから水が入って、中が錆びます
- 塗装:色あせます。とくに赤や黄色は退色が早いです
- チェーンオイル:高温でさらさらになって、流れ落ちます。夏はオイルが減りやすいです
👉 だから、夏こそカバーが効きます。「盗難防止」や「雨よけ」だけでなく、紫外線から守るという役割があります。
空気圧は、夏に上がります
タイヤの中の空気は、温度が上がると膨張します。炎天下に置いた自転車のタイヤは、朝より内圧が高くなっています。
- 気温が10℃上がると、空気圧はおよそ4%上がります
- 直射日光下では、タイヤの表面温度が60℃を超えることもあります
- そのぶん、パンクのリスクも少し上がります
- 入れるときは、適正圧の上限ぎりぎりを避けてください:少し余裕を見ておくと安心です
👉 空気を入れるなら、涼しい朝に。炎天下で測ると、実際より高い数字が出ます。
🚴 走り出す前の、30秒
炎天下に停めていた自転車に乗るとき、いきなり走り出さないでください。
こんなことが起きています
- ブレーキのゴムが熱で柔らかくなっています:効き方がいつもと違うことがあります
- タイヤの空気圧が上がっています
- 金属部分は、触れないほど熱くなっています:ブレーキレバー、変速レバー、フレーム
- スタンドやチェーンの油が、緩んでいます
だから、この3つだけ
- ① 日陰に移動して、少し冷ます:数分でかなり違います
- ② ブレーキを2回、握ってみる:効きを確かめてから走り出してください
- ③ 最初はゆっくり走る:体も、自転車も、慣らしてから
👎 そして、水筒の中身にも気をつけてください。ボトルケージに挿したままにすると、中の飲み物が体温以上になります。夏は保冷ボトルを使うか、走る直前に挿すのがおすすめです。
駐輪場を選べるなら、こう選びます
- 屋根がある場所:これが最優先です
- 建物の北側や、東側:午後の日差しが当たりません
- 木陰:ただし、鳥のフンと樹液が落ちます
- アスファルトの上より、土や芝生の上:照り返しが弱いです
👉 毎日同じ場所に停めるなら、この選び方の差が1年で大きく積み上がります。朝は日陰でも、午後には日なたになる場所があります。停める時間帯の日当たりで判断してください。
📱 スマホホルダーに、スマホを挿したまま停めない
これは暑さ対策というより、故障を防ぐ話です。
- スマホは高温になると、動作を止める仕組みが入っています
- 直射日光の下では、短い時間でも警告が出ることがあります
- バッテリーは高温にいちばん弱く、寿命が縮みます
👉 停めるときは、スマホは必ず外してカバンへ。ホルダーだけ残しておきましょう。
同じ理由で 👉 ライトの電池・モバイルバッテリーも置きっぱなしにしないのが安全です。
🧊 熱くなってしまったサドルを、すぐ冷ます方法
対策をしていても、忘れる日はあります。そのときの応急処置です。
その場でできること
- タオルやハンカチを敷いて座る:いちばん手軽です。1枚カバンに入れておくと、いつでも使えます
- 日陰に移動して、数分待つ:直射日光から外れるだけで、温度は急に下がります
- 水をかける:気化熱で一気に冷えます。ただし革のサドルには使わないでください。傷みます
- 持っている上着や、レジ袋を敷く:薄くても、直接触れなければ耐えられます
- 手であおぐ:気休めのようで、意外と効きます
👉 タオル1枚をカバンに常備するのが、いちばん現実的な対策かもしれません。汗も拭けますし、雨の日にも使えます。
ハンドルが熱いときは
- 手袋をする:夏用の薄い指切りグローブなら、熱さも防げます
- グリップを、明るい色のものに替える:黒より、確実に温度が上がりにくいです
- ブレーキレバーは、金属なのでいちばん熱くなります:ここは冷めるのを待つしかありません
やけどに気をつけてください
👎 炎天下に置いた金属は、60℃を超えることがあります。短時間でも、触れ続けると低温やけどになります。
- とくに、子どもの自転車は気をつけてください:本人は熱くても、我慢して乗ってしまうことがあります
- 肌が触れる部分(サドル・グリップ・フレーム)を、大人が先に触って確認する
- 短パンや、素足のサンダルのときは、とくに注意を
👉 子どもと出かける日は、停める場所を大人が選んであげてください。日陰に停めるだけで、帰りのつらさがまったく違います。
🔒 鍵の熱にも、意外と気をつけたい

金属の鍵は、日なたに置くとかなり熱くなります。
- ダイヤル式は、熱で回しにくくなることがあります
- ワイヤーの被膜がやわらかくなって、べたつくことがあります
- 指先が熱くて、開けるのに手間取ります
👉 鍵は、地面に垂らさずフレームに巻き付けておくと、地面からの照り返しを受けにくくなります。
→詳しくはこちら「クロスバイクの盗難対策|通勤通学で必須の鍵と防犯グッズ」
🔋 電動アシストは、バッテリーを外してください
炎天下の駐輪で、いちばん高い被害が出るのがここです。
リチウムイオン電池は、暑さがいちばんの敵です
- 高温にさらされると、確実に劣化します:一度落ちた容量は、戻りません
- 炎天下に数時間置くだけで、寿命が縮みます
- 交換費用は3〜5万円ほど:数時間の油断で、これが早まります
- 膨張や発火の危険もあります:これは安全の問題です
だから、こうしてください
- 長時間停めるなら、バッテリーを外して持っていく:数百グラムから1kg程度です
- 職場や学校で、涼しい場所に置く
- それが無理なら、せめて日陰に停める
- カバーをかける:直射日光を遮るだけでも違います
👉 持っていくのが面倒でも、盗難防止にもなります。バッテリー単体でも数万円するので、これだけ狙われることがあります。
充電するときも、涼しい場所で
- 直射日光の当たる場所で充電しない
- 使った直後の熱いバッテリーは、少し冷ましてから
- 保管は50〜70%くらいの残量で:満充電でも、空でも、置いておくと傷みます
👉 夏を1回どう過ごさせるかで、バッテリーの寿命は年単位で変わります。電動アシストに乗っている方は、ここだけは徹底してください。
🏠 いちばんの解決策は、やっぱり「室内」です
身も蓋もない話ですが 👉 家の中に入れてしまえば、暑さも雨も盗難も全部なくなります。
マンションでも、玄関に立てて置く方法はあります。
👉 クロスバイクの室内保管!!〜マンションのルールと壁掛けラックの選び方〜
👉 意外と何とかなる!!マンション住まいの自転車ライフのすすめ!!
👉 室内に入れるなら、タイヤを拭いてからにしてください。夏のアスファルトを走ったタイヤは、ゴムが柔らかくなって、砂や小石を拾っています。そのまま玄関に入れると、床に跡が残ります。
👉 拭くのはタイヤの接地面だけで十分です。濡らした雑巾で一周させて、乾いた布で拭く。30秒で終わります。下にマットを1枚敷いておけば、それも要りません。
停めているあいだの工夫で、夏がラクになります!! 🚲☀️
いかがだったでしょうか??
最後に、この記事のポイントを振り返ります。
✅ 黒いサドルは真夏に60℃を超えることがあります
✅ まずは無料の3つ。停める向き・日陰・タオル1枚
✅ 買うならサドルカバー。雨よけも兼ねて千円以下
✅ スマホとバッテリーは、停めるときに必ず外す
✅ 究極の答えは室内。マンションでも方法はあります
まずは 使い終わったタオルを1枚、サドルにかける ところから始めてみましょう!!
洗濯ばさみを2つ、カゴに入れておくと完璧です🌞🌞
これからもECOutdoor!!では、皆さんにとって楽しく、役に立つような情報を発信したいとおもいます!!
皆さんがより楽しく、Ecoなアウトドアライフのお役に立てれば幸いです。では!


