- 背中の蒸れは体質ではなく、リュックの大きさと重さで決まります。走り方を変えるより、まずリュック側を見直すほうが速いです。
- ECoの対策は4つ。①背中の風通しがいいものを選ぶ ②20〜25Lに抑える ③荷物を極力減らす ④サドルバッグに一部を逃がす。
- ただしサドルバッグは出し入れがひと手間なので、ECoはなるべくリュックだけで済ませています。「背負うのをやめる」必要はありません。
こんにちは!
キャンプ歴は12年目になりましたが、まだまだ半人前のファミリーキャンパーのECoといいます!!
家族4人(妻、子供(長男:中学生、長女:小学生))、首都圏近郊のよくあるベッドタウンでマンション住まい。 趣味と生活スタイルがマッチしたエコなアウトドアライフを目標に、日々研究の毎日です 😄
自転車通勤で、背中だけびっしょりになっていませんか??
シャツの背中に、リュックの形そのままの汗じみ。職場に着いて上着を脱ぐと、そこだけ色が違う・・・。ECoも毎年これに悩まされてきました。
そして分かったのは、これは汗かき体質のせいではないということです。
背中が蒸れるのは、ほとんどがリュックの大きさと重さから来ています。逆に言えば、そこを変えれば減らせます。
この記事では、ECoが実際にやっている4つの工夫を紹介します。いま使っているリュックを買い替えなくてもできることから書いていきます!!
💦 背中が蒸れるのは、体質ではありません
まず、なぜ背中だけが蒸れるのかという話です。
自転車で走っていると、体には正面から風が当たります。腕も、胸も、顔も風で乾いていきます。ところが背中だけは、リュックでふさがれているんですよね。
つまり背中は、1日中フタをされた状態で汗をかいています。乾く場所がないので、汗はそこにたまり続けます。
しかも、ここに重さが加わります。
- リュックが重いほど、背中に強く押しつけられる
- 押しつけられるほど、背中とリュックの隙間がなくなる
- 隙間がないほど、風が通らず汗が乾かない
- さらに、重い荷物を運ぶ体はより多く汗をかく
👉 「重い」と「蒸れる」は、きれいに1本の線でつながっています。だから蒸れ対策は、実は軽さの対策とほとんど同じ話になります。
🌬 工夫①|背中の風通しがいいものを選ぶ
1つめは、リュック側の構造です。
背中に当たる面が一枚の平らなクッションになっているリュックは、背中にぴったり張りつきます。当然、風は通りません。
見るべきは、背中との間に空気の通り道があるかです。
- 背面に縦や横の溝が入っている
- メッシュのパッドが立体的に配置されている
- 背面が少し湾曲していて、背中との間に隙間ができる作りになっている
こういう作りのものは、走行中に背中を風が通り抜けます。同じ荷物を入れていても、汗の乾き方がまるで違います。
👉 店頭で背負ったとき、背中との間に手のひらが少し入るくらいが理想です。
アウトドアブランドのリュックがこの点で強いのは、もともと山で長時間背負う前提で作られているからです。背面構造は、まさにそのための技術ですね。
📏 工夫②|20〜25Lに抑える
2つめが、いちばん効きます。容量を大きくしないことです。
大きいリュックには、はっきりした落とし穴があります。容量があると、荷物を入れてしまうんです。
「まだ入るから」と詰め込んだ結果、リュック自体が重くなる。重いから背中に押しつけられる。押しつけられるから蒸れる——この順番です。
- 蒸れはかなり気になります。だからリュック選びで気をつけているのは、背中の風通しが良い素材であることです。
- そして大きいサイズは重量があり、蒸れやすいので、20〜25リットルくらいに抑えています。
- あとは荷物を極力減らして軽くすること。結局これがいちばん効きます。
30Lや35Lのリュックは、たしかに「何でも入る」安心感があります。でも毎日の通勤では、その安心感の代償として毎朝の重さと、背中の汗を払い続けることになります。
👉 足りないと困るから大きく、ではなく、足りるギリギリを選ぶ。これが蒸れ対策の本丸です。
🪶 工夫③|荷物を極力減らして軽くする
3つめは、中身です。リュックを買い替えなくても、今日からできます。
ECoがやっているのは、「毎日は使わないもの」を抜き出すことです。リュックの中って、気づくと常駐している物がたくさんあるんですよね。
抜きやすいものから見直す
- 使わなかった日が3日続いたもの・・・まず候補です
- 職場に置いておけるもの・・・サンダル、常備薬、予備の文具など
- 紙の資料・・・スキャンやデータで済むものは意外と多いです
- 大きすぎるポーチ・・・容器そのものが重いことがあります
地味ですが、500gでも減ると体感は変わります。ペットボトル1本ぶんです。
水筒は「持たない」も選択肢
意外と重いのが飲み物です。ECoは、コンビニや自販機が通り道にある日はあえて持たないことがあります。
もちろん夏場は無理をしない前提ですが、「重いものを背負って走って、汗をかいて、その水を飲む」という循環になっていないかは、一度考えてみる価値があります。
🚲 工夫④|サドルバッグに逃がす・・・ただし手間もあります
4つめは、荷物の一部を自転車側に預ける方法です。
サドルバッグやトップチューブバッグを付けると、その分だけ背中の荷物が減ります。体に重さがかからないので、当然そこは蒸れません。
ただ、ここは正直に書いておきます。
- サドルバッグやトップチューブバッグは、運転の邪魔にならずに使いやすいです。ただし容量は限られます。
- そしてサドルバッグは出し入れも手間なので、なるべくリュックだけにします。
- メインの荷物はリュックのまま。サドルバッグは上手に使う、くらいの距離感です。
ここが大事なところで、「蒸れるからリュックをやめよう」ではありません。
信号のたびに後ろへ手を回してファスナーを開ける——これを毎日やると、けっこう面倒です。だから走っている間は触らないものだけを入れておくのが現実的です。鍵、工具、輪行用の小物あたりですね。
👉 メインはリュック。サドルバッグは「置き場所を1つ増やす」役割。この距離感がいちばん続きます。
🎒 背負う位置でも変わります
同じリュックでも、背負う位置で蒸れ方が変わります。ここは無料でできる調整です。
肩ベルトは「短すぎず、長すぎず」
肩ベルトが長すぎると、リュックが腰のあたりまで下がります。すると背中の広い面にべったり張りつくことになり、風の通り道がなくなります。
逆に締めすぎると、リュックが背中に強く押しつけられて、これも隙間がなくなります。
👉 目安はリュックの底が、腰骨より少し上に来る位置です。ここだと背中の下側に空間が残って、走行中に風が抜けます。
チェストストラップは締めておく
胸の前で左右の肩ベルトをつなぐベルトです。これを締めるとリュックが安定して、余計な揺れが減ります。
揺れが減ると、背中とリュックが擦れる回数も減ります。摩擦が減るぶん、熱がこもりにくくなるんですね。地味ですが効きます。
❌ 効きそうで、あまり効かなかったこと
ついでに、ECoが試して思ったほどではなかったものも書いておきます。
背中に挟むメッシュのパッド
後付けで背中との間に挟むタイプです。たしかに隙間はできるのですが、リュックが重いと結局つぶれます。軽くしてから使うと効果が出る、という順番でした。
ゆるく背負う
肩ベルトをゆるめれば風が通りそうな気がしますが、逆効果でした。リュックが下がって腰で揺れるので、走りにくくなって余計に汗をかきます。
速く走って風を当てる
言うまでもないかもしれませんが、速く走るほど汗はかきます。蒸れを減らしたい日は、むしろ少しゆっくり走るほうが結果的に快適でした。
🕐 季節と時間帯で、やることを変える
蒸れは一年中同じではありません。ECoは季節でやり方を変えています。
夏|とにかく軽く、そして着替える
夏は何をしても汗をかきます。ここは「かかない」を目指さないほうが現実的です。
荷物を限界まで減らして軽くしたうえで、職場で着替える前提にしてしまう。替えのシャツを職場に置いておけば、リュックの中身を増やさずに済みます。
冬|厚着で蒸らさない
意外なことに、冬のほうが背中は蒸れます。厚着をしているところに、さらにリュックでフタをするからです。
走り出しは少し寒いくらいでちょうどいいです。出発時に暖かいと感じるなら、たいてい着すぎですね。背中に汗をかいてから冷えると、そのほうが体に堪えます。
朝と夕方
朝は気温が低いので、同じ荷物でも蒸れにくいです。夕方の帰り道のほうが汗をかきます。荷物を減らすなら、まず帰りに持ち帰るものから見直すと効果が出やすいです。
👕 服装でできること
リュック側を整えたうえで、服でも少し助けられます。
背中に当たる面は、綿を避けるのが基本です。綿は汗を吸ったまま乾かないので、背中の一点だけがずっと湿ったままになります。化繊の下着に替えるだけで、乾き方が変わります。
そして現実的な話として、職場で着替えられるなら着替えるのがいちばん早いです。ECoは替えのシャツを職場に置いておくことがあります。これは荷物も増えません。
📐 通勤距離で、優先順位が変わります
どの工夫から手をつけるかは、通勤距離で変わります。
| 片道の距離 | まず効く対策 |
|---|---|
| 〜15分 | 荷物を減らす。距離が短いので、それだけでほぼ解決します |
| 15〜30分 | 容量を20〜25Lに抑える+背負う位置の調整。いちばん効果が出る帯です |
| 30分以上 | 背面構造のいいリュックに買い替える価値があります。着替えも現実的な選択肢に |
👉 片道30分を超えるなら、リュックそのものを見直す価値があります。毎日のことなので、ここは投資する意味があるところです。
🛒 蒸れにくいリュックの選択肢
買い替えを考えるなら、背面構造がしっかりしていて、20〜25Lのものが候補になります。ECoが実際に使っているのはこの2つです。
Thule EnRoute バックパック 23L
23Lという容量が、まさに「詰め込みすぎない」サイズです。PC用の仕切りが独立しているので、中で荷物が動きにくいのも軽さに効きます。
karrimor ハイランズ 24
登山ザックのブランドなので、背負いまわりの作りが本格的です。24Lで、通勤に必要なものはひととおり入ります。
🧴 汗じみと、においの話
蒸れの話をすると、必ずついてくるのが汗じみとにおいです。ここも触れておきます。
背中の汗じみを目立たせない
シャツの背中にリュックの形で汗じみが出るのは、そこだけ乾かないからです。
完全には防げませんが、色と素材で目立ちにくくはできます。濃色より柄物や中間色のほうが目立ちません。素材は綿より化繊のほうが乾きが早いので、じみが残りにくいです。
👉 職場に着いてから5分、上着を脱いで背中を風にあてるだけでも、だいぶ違います。
リュック自体のにおいを防ぐ
見落としがちですが、におうのは服ではなくリュックの背面だったりします。毎日汗を吸って、そのまま次の日も背負っているからです。
ECoがやっているのは、単純に帰宅したら背面を上にして、風の通るところに置いておくことです。玄関にそのまま立てておくだけでも、翌朝の状態が違います。
週末には、背面を固く絞った布で拭いて、しっかり乾かす。これだけで、においはかなり抑えられます。
👉 汗を吸うのは服だけではありません。リュックも毎日汗を浴びていることを、頭の隅に置いておくと長持ちします。
📚 あわせて読みたい
リュックそのものの選び方(4つの条件と容量)は、こちらにまとめています。

リュックの中身を整理すると、それだけで荷物が減って軽くなります。

自転車側に荷物を載せる方法を、もっと詳しく知りたい方はこちらです。

リュックそのものの選び方(4つの条件と容量)はこちらです。

リュック以外のバッグも含めて使い分けたい方はこちらもどうぞ。

💦 まとめ|軽くすれば、蒸れも減ります
背中の蒸れは、根性でどうにかするものではありません。
①背中の風通しがいいものを選ぶ ②20〜25Lに抑える ③荷物を減らす ④一部をサドルバッグへ。この4つで、かなり変わります。
そして「背負うのをやめる」必要はありません。メインはリュックのままで大丈夫です。ECoも結局、なるべくリュックだけで走っています。
まずは今日、リュックの中から1つ出してみるところから始めてみてください。
背中が乾いていると、それだけで通勤が軽くなりますよ🌞🌞
ちなみに、背中が蒸れにくくなると着られる服の選択肢も広がります。汗じみを気にして濃い色ばかり選んでいた方は、そこから解放されるだけでも通勤が少し楽しくなりますよ。
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皆さんがより楽しく、Ecoなアウトドアライフのお役に立てれば幸いです。では!


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