- チェアは、キャンプで一番長く体が触れているギアです。テントは寝るときだけ、焚き火台は火を使うときだけ。でもチェアは着いてから帰るまでずっと使います。
- まず「座面の高さ」で分けると整理できます。ハイ(40cm前後)は食事と調理向き、ロー(25〜30cm)は焚き火を囲む定番。ハイチェアにはハイテーブルが必要なので、テーブルとセットで考えてください。
- 4脚を全部同じにしないのが現実的です。まず2脚だけ良いものを買い、車の積載から逆算して残りを決めるのがおすすめです。
👇 このあと、「🪑 チェアは「高さ」で性格が決まります」から順に、4点を価格つきで紹介します。早見表も1つあります。後半には「🏠 チェアこそ「家でも使える」ギアです」もあります。
こんにちは!
キャンプ歴は12年目になりましたが、まだまだ半人前のファミリーキャンパーのECoといいます!!
家族4人(妻、子供(長男:中学生、長女:小学生))、首都圏近郊のよくあるベッドタウンでマンション住まい。 趣味と生活スタイルがマッチしたエコなアウトドアライフを目標に、日々研究の毎日です 😄
8月も終わり、いよいよ秋キャンプのシーズンが見えてきましたね。
秋は、焚き火の前に座っている時間が一気に長くなる季節です。だからこそ、この時期に見直したいギアがあります。チェアです。
こんな心当たり、ありませんか??👇
- テントに付いてきた簡易チェアを、なんとなく使い続けている
- 座っているとお尻が痛くなって、結局あまり座らない
- 子ども用に大人サイズを使わせていて、足が床に着いていない
- 4脚そろえると意外に高いので、後回しになっている
👉 チェアは、キャンプで一番長く体が触れているギアです。
テントは寝るときだけ、焚き火台は火を使うときだけ。でもチェアは、着いてから帰るまでずっと使います。
そこで今回は、高さで変わる座り心地の違いから、家族4人分をどうそろえるか、子ども用の選び方まで、初心者パパさん向けにまとめました!!
🪑 チェアは「高さ」で性格が決まります

種類が多くて迷いますが、まず 座面の高さ で分けると一気に整理できます。
ハイチェア(座面 40cm前後)
テーブルに向かって食事をする姿勢になります。家のダイニングに近い座り方です。
👍 良い点 立ち座りが楽。調理や食事のときに動きやすいです。膝や腰に不安がある方にも優しい高さです。
👎 注意点 目線が高くなるので、焚き火をゆったり眺める姿勢にはなりません。
👉 テーブルの高さとセットで考えてください。ハイチェアにはハイテーブルが必要です。
ローチェア(座面 25〜30cm前後)
焚き火を囲むときの定番の高さです。自然と体が後ろに倒れて、リラックスした姿勢になります。
👍 良い点 焚き火の炎が目線の高さに来ます。低い姿勢は落ち着きます。
👎 注意点 立ち座りに力が要ります。調理を担当するパパさんが座ると、何度も立ち上がることになります。
ローコット・グランドチェア(座面 20cm以下)
地面すれすれに座るタイプです。
👉 くつろぐことに全振りした形なので、1脚あると気持ちいいのですが、家族全員分をこれにすると食事のときに困ります。
| <高さ> | <向いている場面> | <立ち座り> | <おすすめの人> |
|---|---|---|---|
| ハイ(40cm前後) | 食事・調理 | 楽 | 調理担当のパパさん・膝が不安な方 |
| ロー(25〜30cm) | 焚き火・くつろぎ | やや力が要る | 夜の時間を大事にしたい方 |
| グランド(20cm以下) | 完全にリラックス | 力が要る | 2脚目以降の贅沢枠 |
👉 家族4人分をそろえるなら、全部を同じ高さにする必要はありません。むしろ 混ぜた方が快適になります。 これについては後で詳しくお話しします。
🔍 座り心地を決める3つの要素
高さの次に見るのが、この3つです。ここが価格差の正体でもあります。
① 背もたれの高さ 頭が支えられるか
背もたれが肩までしかないものと、頭まであるハイバックタイプがあります。
👉 焚き火を見上げる姿勢になると、頭を支えられるかどうかで疲れ方がまったく違います。夜に長く座る予定なら、ハイバックを選ぶ価値があります。
② 生地の張り 沈み込みすぎないか
座面の生地が伸びていると、お尻が沈んで背中が丸まります。これが「座っていると腰が痛い」の正体です。
👉 店頭で試せるなら、実際に座って、お尻の位置が膝より下がりすぎないかを見てください。
③ 肘掛けの有無 立ち上がるときに効く
肘掛けがあると、立ち上がるときに手をついて体を押し上げられます。
ローチェアほど、この差が大きく出ます。
👍 良い点 楽に立てる。ドリンクホルダーが付いている製品も多いです。
👎 注意点 収納サイズが大きくなり、重くもなります。
同じキャンプチェアの話を、こちらでも書いています。よかったらあわせてどうぞ!!


📐 テーブルとの高さが、合っていますか
チェアを高さで選ぶ話をしましたが、単体で選ぶと必ず失敗します。テーブルとの組み合わせで決まるからです。
差は25〜30cmが基準です
テーブルの天板が、座面より25〜30cm上。これが、食事をしていて疲れない高さです。家のダイニングも、だいたいこの関係になっています。
- ハイチェア(座面40cm):テーブルは65〜70cm。一般的なダイニングテーブルの高さです
- ローチェア(座面30cm):テーブルは55〜60cm
- ローチェア(座面25cm):テーブルは35〜40cm。いわゆるロースタイル
- グランドチェア(座面20cm以下):テーブルは30cm前後、または地面に近い焚き火まわり
👎 いちばん多い失敗が、ローチェアに、ハイテーブルを合わせてしまうことです。肩が上がって、食事のたびに疲れます。逆にテーブルが低すぎると、前かがみになって腰にきます。
2家族で行くなら、椅子は少し多めに。分担の決め方はこちらにまとめました・・・2家族でのグループキャンプ!!(12/4公開予定)。
家でも使うつもりなら、焚き火のにおいだけは先に知っておいてください。落とし方はこちらです・・・焚き火のにおいはこう落とす!!(12/8公開予定)。
高さを変えられるテーブルなら、あとから合わせられます
👉 脚の長さを2段階か3段階に変えられるテーブルなら、チェアを買い替えても対応できます。家族でチェアの高さがバラバラでも、テーブルを中間に合わせるという手が使えます。
子どもの高さも、見てあげてください
- 足が床につかないと、落ち着いて座れません:ぶらぶらしていると、そのうち降ります
- キッズチェアは、座面が低めです:テーブルとの差が開きすぎていないか
- 足元に、小さい台や荷物を置いてあげる:これだけで、座っていられる時間が伸びます
🌡 季節で、向いているチェアが変わります
高さの話をもうひとつ。同じチェアでも、季節によって快適さが変わります。
秋冬は、座面が高いほうが暖かいです
冷たい空気は、重いので地面近くにたまります。座面が低いほど、その冷気の中に座ることになります。
- ロースタイルは雰囲気がいい反面、秋冬は寒いです
- 冬に使うなら、座面が高めのものを
- 低いチェアを使うなら、足元にマットを1枚敷いてください:地面からの冷えが、かなり違います
- ブランケットは、かけるより「敷く」ほうが効くことがあります
夏は、背中が蒸れます
- メッシュの生地や、背中に隙間があるタイプが快適です
- 厚手の生地は、汗をかきます
- 日陰に置けるかどうかのほうが、影響が大きいかもしれません
焚き火のそばで使うなら、素材を見てください
- ポリエステルやナイロンの生地は、火の粉で穴が開きます:一瞬です
- 綿やTC(ポリコットン)の生地なら、穴が開きにくいです
- 焚き火用と書かれているチェアは、この素材を使っています
- 穴が開いたら、補修シールを貼っておいてください:そこから裂けて広がります
👉 お気に入りの1脚を焚き火のそばに置くなら、素材だけは確認しておいてください。数万円のチェアに、数千円の焚き火で穴が開くのは、本当にもったいないです。
👉 逆に、「焚き火用の1脚」を割り切って持つという手もあります。多少穴が開いても気にならないものを、火のそばに。これが、いちばん気楽な使い分けかもしれません。
👪 家族4人分をそろえる現実的な作戦
ここが今回一番お伝えしたいところです。4脚を一度に買うと、それなりの出費になります。
作戦① 全部同じにしない
調理をするパパさんはハイチェア。焚き火をゆっくり見たいママさんはローチェア。子どもはキッズチェア。
👉 役割が違うのだから、高さも違っていい。これに気づくと、無駄な買い直しが減ります。
作戦② まず2脚、良いものを買う
4脚をいっぺんに安いもので揃えるより、👉 まず大人2脚を良いものにする方が満足度が高いです。
子どもは体重が軽いので、簡易チェアでも不満が出にくいんです。そして子どもは成長するので、どのみち買い替えになります。
作戦③ 車の積載から逆算する
チェア4脚は、思っている以上に場所を取ります。
👉 収納したときの長さと太さを合計して、車に入るかを先に確認してください。「良い椅子を買ったのに積めない」は本当に起こります。
コンパクトに畳める組み立て式と、そのまま畳める一体型では、収納サイズが倍近く変わることもあります。
④ 買う前に、必ず座ってみてください
作戦を3つ挙げましたが、いちばん確実なのはこれです。チェアは、座ってみないと分かりません。
- アウトドア用品店には、たいてい試座用のチェアが置いてあります
- 10秒ではなく、1分座ってみてください:最初は良くても、じわじわ合わないことが分かります
- 立ち上がってみる:低いチェアは、立ち座りがきついです。何度も繰り返す動作です
- 背中を預けてみる:頭が支えられるかどうかで、焚き火の時間の快適さが変わります
👉 体格によって、合う・合わないがはっきり分かれます。背の高い人に低いチェアはつらいですし、小柄な人に大きいチェアは体が沈みます。レビューの星の数より、自分が座った1分のほうが確実です。
👎 そして、耐荷重は必ず確認してください。軽量をうたうチェアは、耐荷重が80kg程度のものもあります。体重+着ているものの重さで考えてください。壊れると危ないですし、その日のキャンプが台無しになります。
🛒 用途別のおすすめチェア
ここからは実際の候補です。誰が座るかで選んでください。
🪑 役割で選ぶならこの4脚!!
■ 調理担当のパパさんに ハイチェア
特徴: 座面が40cm前後の、立ち座りが楽なタイプです。
推しポイント: 何度も立ち上がる人にはこれ一択です。テーブルでの食事もしやすくなります。
こんなキャンパーにおすすめ:
👉 調理や火の番を担当する方
👉 膝や腰に不安がある方
■ 焚き火の時間に ローチェア(ハイバック)
特徴: 座面が低く、背もたれが頭まであるタイプです。
推しポイント: 夜、焚き火を見ながら座る時間が長い方に。頭を預けられるので、驚くほど疲れません。
👍 良い点 リラックス性能が高いです。
👎 注意点 立ち座りに力が要るので、調理担当には向きません。
■ 子どもに キッズチェア
特徴: 子どもの体格に合わせた小さいチェアです。
推しポイント: 👉 大人用に座らせると、足が地面に着かず落ち着きません。落下の心配もあります。サイズが合っているだけで、子どもは座っていてくれます。
対象年齢と耐荷重を必ず確認してください。
■ 2脚目の贅沢に グランドチェア
特徴: 座面が20cm以下の、地面に近いタイプです。
推しポイント: 焚き火にぐっと近づけます。家族分そろえる必要はありませんが、1脚あると取り合いになる椅子です。
🏠 チェアこそ「家でも使える」ギアです

我が家のギア選びの基準は、「家でも使えるキャンプギア」です。チェアはこの基準にとてもよく合います。
ベランダに1脚置いておく。運動会に持っていく。子どもの部活の応援で使う。災害時に、避難所で座る場所を確保する。
👉 キャンプ以外の出番が多いギアは、1脚あたりの価値が高くなります。年に数回のために買うのではなく、日常でも使うと考えると、少し良いものを選ぶ理由になります。
🪑 座り心地をそろえて、秋の焚き火キャンプへGo!!
いかがだったでしょうか??
チェアは、キャンプで一番長く体が触れているギアです。ここが快適だと、キャンプ全体の満足度が変わります。
選ぶときのポイントは、まず高さで性格を決めること。次に背もたれと生地の張りを見ること。そして家族全員を同じ椅子でそろえようとしないこと。
秋は焚き火の季節です。座っている時間が一気に長くなる前に、足元を整えておきましょう。
まずは今お使いのチェアに、実際に10分座ってみるところから始めてみましょう!!
きっとキャンプがもっと楽しくなりますよ🌞🌞
椅子が1脚あれば、日帰りのソロキャンプはもう始められます。
「🏕️【まずは日帰りから】お父さん、たまにはソロキャンプしませんか??〜作業量が劇的に減ります〜」
これからもECOutdoor!!では、皆さんにとって楽しく、役に立つような情報を発信したいとおもいます!!
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