- 真夏なら「大人1人1日3L・子ども1人1日2L」が最低ライン。計算式は(大人×3L)+(子ども×2L)+調理・コーヒー用2L。大人2・子ども2の我が家だと1泊で12Lです。
- 水だけではダメで、塩分が要ります。内訳の目安は、水・麦茶が6割、経口補水液やスポーツドリンクが2割、子ども用ジュースが1割。
- ぬるくしないコツは「開け閉めを減らす」こと。前日冷凍のペットボトルを保冷剤代わりにし、クーラーボックスは2つ使い、ジャグと保冷ボトルを使い分けます。
こんにちは!
キャンプ歴は12年目になりましたが、まだまだ半人前のファミリーキャンパーのECoといいます!!
家族4人(妻、子供(長男:中学生、長女:小学生))、首都圏近郊のよくあるベッドタウンでマンション住まい。 趣味と生活スタイルがマッチしたエコなアウトドアライフを目標に、日々研究の毎日です 😄
さっそくですが、夏のファミキャンでこんな経験、ありませんか??👇
- 飲み物が足りなくなって、暑い中コンビニまで買い出しに走る
- クーラーボックスを開けたら、氷が全部溶けて全部ぬるい
- 逆に持って行きすぎて、余った2Lペットボトルを持ち帰るハメになる
- 子どもが麦茶ばかり飲んでいて、なんとなく元気がない
👉 「夏キャンプの飲み物、結局どれだけ持っていけばいいの問題」
これ、ほぼ全員が一度は経験します。
そこで今回は、夏キャンプの飲み物を 「何を・どれだけ・どう冷やして持っていくか」 の3点にしぼって、初心者パパさん目線で解説させていただきます!!
なお、夏キャンプ全体の暑さ対策は別記事にまとめてあります。
→詳しくはこちら「夏キャンプの暑さ対策 完全ガイド」
家族4人で1泊、飲み物はどれだけ必要??

結論から言うと・・・
👉 真夏のキャンプなら 「大人1人1日3L・子ども1人1日2L」 が最低ライン。
「え、そんなに??」と思う方も多いのではないでしょうか。
普段の生活だと1日1.5Lくらいで足りてしまいますが、キャンプは事情が違います。
炎天下での設営、火起こし、子どもと川遊び。汗のかき方が日常の比ではないんです。
ざっくり計算式
👉 (大人の人数 × 3L)+(子どもの人数 × 2L)+ 調理・コーヒー用 2L
我が家(大人2+子ども2)に当てはめると・・・
6L + 4L + 2L = 12L
1泊2日で 約12L。2Lペットボトルにすると6本分ですね。数字にすると、けっこうな量です・・・
ちなみにECoは、キャンプを始めた頃は4人で6Lしか持っていきませんでした。もちろん昼過ぎには枯渇して、車で20分のコンビニまで走ることに(笑)
気温別の早見表(家族4人・1泊2日)
| <最高気温> | <大人1人/日> | <子ども1人/日> | <家族4人の合計> |
|---|---|---|---|
| 25℃前後(高原・初夏) | 1.5L | 1L | 約7L |
| 30℃前後(標準的な夏) | 2.5L | 1.5L | 約10L |
| 33℃以上(真夏日) | 3L | 2L | 約12L |
| 35℃以上(猛暑日) | 3.5L以上 | 2L以上 | 約14L |
👉 迷ったら 「多いかな?」と思う量が正解 です。
飲み物は余っても腐りません。家に持ち帰って普通に飲めますし、災害時の備蓄にもそのまま回せます。逆に足りないと、真夏の炎天下で買い出しという地獄が待っています・・・
※ただし全部を「持ち込み」で用意する必要はありません。飲用可の水道があるキャンプ場なら、ベースの水は現地調達でOK。予約時にサイトの水道が飲用可かどうか、確認しておきましょう!!
水だけではダメ。塩分が要る理由
ここが今回いちばんお伝えしたいところです。
👉 汗で失われるのは 「水分」だけではなく「塩分(ナトリウム)」も一緒 なんです。
汗をなめると、しょっぱいですよね。あれがまさに、体から出ていった塩分です。
それなのに、減った分を水や麦茶だけで埋め続けるとどうなるか。
体の中の塩分濃度がどんどん薄まっていきます。これがひどくなると 低ナトリウム血症 という状態になり、頭痛・吐き気・だるさ・足のつり・ひどい場合はけいれんにつながることもあるそうです。
やっかいなのが、症状が熱中症とよく似ていること。「熱中症かな、水を飲ませなきゃ」とさらに水だけを足してしまい、悪化させてしまうケースもあるようです・・・
🔥 玄人キャンパーからのアドバイス!
夏キャンプの水分補給は “飲む”のではなく“薄まらないように飲む”
つまり、水分と塩分をセットで入れることが大事なんです!!
とはいえ、ずっとスポーツドリンクを飲み続けるのも糖分の摂りすぎで良くありません。だからこそ、次の章の 「黄金比」 が効いてきます。
※体調や持病によって適量は変わります。あくまで一般的な目安として、ECoの私見で紹介させていただきます。
持っていく飲み物の黄金比
合言葉は、「全部同じ飲み物にするな」 です!!
👉 家族4人・1泊で合計12Lなら、ざっくりこの比率がおすすめです。
① 水・麦茶(ベース)/全体の6割・約7L
いちばん量を使う土台の部分。2Lペットボトルの水を3本+麦茶1本、くらいのイメージです。
👍 良い点:カフェインゼロで子どもも飲める。調理・コーヒー・歯みがきにも使い回せる
👎 注意点:これ「だけ」だと塩分が薄まる。単独運用はNG
👉 麦茶は水出しパックを持っていって、現地でジャグに作るのがいちばんかさばりません。
② 経口補水液・スポーツドリンク(塩分)/全体の2割・約2.5L
設営後・川遊びの後・寝る前など、「汗をかいた直後」のピンポイント要員です。
500mlのペットボトルで4〜5本あれば足ります。粉末タイプなら荷物がほぼゼロになるので、我が家は粉末とペットボトルを半々で持っていきます。
👉 経口補水液=塩分多め・糖分ひかえめ。バテたとき用
👉 スポーツドリンク=糖分多め。動きながら飲む用
👎 注意点:どちらも常飲するものではありません。ダラダラ飲み続けると糖分過多になるので、「汗をかいたら1本」の運用で。
③ 子ども用ジュース/全体の1割・約1.5L
正直、水分補給としての効率は良くありません。でも、これは 「機嫌」という名の必需品 です。
紙パックの200mlを人数×2〜3本くらいがちょうど良いかなと思います。1.5Lのボトルで持っていくと、ぬるくなった残りを持て余しがちです・・・
👉 小分けの紙パック=冷えやすい・配りやすい・ゴミが小さい。ファミキャンとは相性抜群です!!
④ 大人のお楽しみ(ビール)/別枠・1人2〜3本
ここは声を大にして言いたいのですが、ビールは水分にカウントしてはいけません!!
アルコールには利尿作用があるので、飲んだ量より多く出ていってしまうことがあるそうです。つまり、飲むほど脱水に近づく可能性がある・・・ということですね。
👉 ビール1本につき、水を1杯。これを我が家のルールにしています。
350ml缶を1人2〜3本、あくまで「別枠」で用意しましょう。もちろん、翌日の運転がある方は前夜のうちに切り上げるのが鉄則です!
ぬるくしない技術

量を用意できても、ぬるかったら夏キャンプは楽しくありません。
ここからは、お金をあまりかけずに 最後の1本まで冷たいまま 持たせる工夫を3つご紹介します。
技① 前日冷凍のペットボトルを保冷剤代わりにする
これが 最強にコスパの良い技 です。
やり方はかんたんで、2Lの水と500mlのお茶を何本か、前日の夜に冷凍庫でカチカチに凍らせておくだけ。
👉 保冷剤として働き、溶けたらそのまま飲める。荷物が二役こなしてくれます。
👎 注意点:凍らせるときは 中身を1〜2割減らしてから。満タンのまま凍らせると膨張してボトルが変形します。炭酸飲料は破裂の危険があるので絶対にNGです❌
ECoは以前、2Lの麦茶を満タンで凍らせてクーラーボックスの中で破裂させたことがあります・・・食材が全部麦茶まみれになりました。皆さんはマネしないでください。
技② クーラーボックスは「2つ使い」にする
夏キャンプで保冷力が落ちる最大の原因、それは 開け閉めの回数 です。
飲み物は1日に何十回も出し入れしますが、食材は調理のとき数回開けるだけ。この2つを同じ箱に入れているから、食材まで一緒にぬるくなってしまうんですね。
👉 高性能な箱=食材用(ほぼ開けない)/安い箱=飲み物用(バンバン開ける)
この役割分担にするだけで、体感の保冷力がまったく変わります。飲み物用は安価な発泡スチロールでも十分に戦えますよ!!
👉 さらに、クーラーボックスは 日陰+地面から浮かせる のが鉄則。直射日光の下に直置きすると、それだけで保冷時間が半分近くまで落ちてしまいます。
→詳しくはこちら「保冷キャンプギア特集」
技③ 真空断熱ボトルとジャグを使い分ける
クーラーボックスの開閉を減らす、いちばんスマートな方法がこれです。
👉 ジャグ=みんなで飲む麦茶・水の 「共有タンク」
👉 真空断熱ボトル・タンブラー=1人ずつの 「持ち場」
朝いちばんに氷と麦茶をジャグへ入れておけば、家族はクーラーボックスを開けずにそこから注げます。そして注いだ飲み物を真空断熱のタンブラーで受ければ、最後の一口までぬるくなりません。
普通のプラコップだと、真夏は5分で氷が溶けてしまいます。ここは体感の差がかなり大きいところです。
→詳しくはこちら「保温・保冷ボトル特集」
おすすめギア
ここからは、我が家が実際に夏キャンプで使っているものを中心に、3グループに分けてご紹介します!!
🥇 保冷ボトル・タンブラー(1人1台の持ち場)
特徴: サーモスの真空断熱シリーズ。アウトドア用のカップは口が広く、洗いやすいのが地味に効きます。
推しポイント: 氷が溶けにくく、外側に水滴が付きません。テーブルがビショビショにならないのは、思っている以上に快適です。
こんなキャンパーにおすすめ:
👉 とりあえず何か1つ買い足したい方
👉 家でも毎日使えるものにお金を使いたい方
👎 注意点:真空断熱は 熱いものを入れると冷めません。夏に熱いコーヒーを入れてしまい、飲めるようになるまで30分待った・・・というのは我が家の実話です。
ちなみに氷用・お茶用と分けたい方は、ステンレスポットがあると便利です。冬は逆にお湯を入れて使えるので、一年中出番があります。
🟢 ウォータージャグ(開閉を減らす共有タンク)
特徴: 5〜10Lクラスのコック付きタンク。ファミキャンなら 8L前後 がちょうど良いサイズ感かなと思います。
推しポイント: 子どもが自分で注げるようになるので、パパの「取ってー」対応が激減します。手洗いにも使えて一石二鳥です。
こんなキャンパーにおすすめ:
👉 サイトから炊事場までが遠いキャンプ場によく行く方
👉 クーラーボックスの開け閉めを減らしたい方
👎 注意点:折りたたみタイプは軽くて収納も小さいのですが、内部が洗いにくくカビやすいのが弱点です。使ったらすぐ乾かすのが鉄則です。
🔵 クーラーボックス(2つ使いの主役と脇役)
特徴: 食材用のメイン1つと、飲み物用のサブ1つ。この構成が夏キャンプの完成形かなと思います。
推しポイント: サブは高いものでなくてOK。ソフトタイプは使わないときペタンとたためるので、マンション住まいには本当にありがたいです。
こんなキャンパーにおすすめ:
👉 クーラーボックスをもう1つ増やしたい方
👉 収納スペースに限りがある方
👎 注意点:ハードタイプは保冷力が高いぶん、当然かさばります。車の積載と相談しながら選びましょう!!
あとは保冷剤。氷だけに頼らず、ハードタイプの保冷剤を数個入れておくと持ちがまったく違います。
👉 ここで挙げたギアは、どれも 停電や断水のときにそのまま防災グッズになります。 ジャグは給水所からの水運びに、クーラーボックスは冷蔵庫が止まったときの避難先に。使わない期間も「備えている」ことになるのは、まさにエコなキャンプギアですね!
⚠️ 子どもの水分補給で気をつけること
最後に、いちばん大事な話をさせてください。
👉 子どもは 「のどが渇いた」と自分で言えません。
正確に言うと、遊びに夢中で渇きに気づけないんですね。気づいたときには顔が真っ赤・・・というのはファミキャンあるあるです。しかも子どもは体が小さいぶん、大人より脱水が進むのが早いそうです。
そこで我が家がやっているのが、この3つの運用です。
- ✅ 30分に1回、渇いていなくても全員に配る(親が声をかける)
- ✅ 麦茶ばかりにせず、汗をかいた後は経口補水液を1本はさむ
- ✅ 1人1個、自分のタンブラーを持たせて「自分の分」を意識させる
👉 合言葉は 「渇く前に配る」 です!!
あとは 塩分タブレットや塩あめ を1袋、ポケットに入れておくと安心です。子どもは「おやつ」として喜んで食べてくれるので、塩分補給のハードルがぐっと下がりますよ。
それでも 顔が赤い・汗が急に止まった・受け答えがぼんやりしている といったサインが出たら、迷わず日陰か車内で体を冷やしてあげてください。無理は禁物です。
飲み物を制して、快適な夏キャンプへGo!!
いかがだったでしょうか??
夏キャンプの飲み物は、量・種類・温度の3つがそろって、はじめて役に立ってくれます。
家族4人・真夏の1泊なら、目安は 約12L。水と麦茶を6割、経口補水液とスポーツドリンクを2割、子どものジュースを1割、そしてビールは別枠で。
冷やし方は、前日冷凍のペットボトル・クーラーボックスの2つ使い・ジャグと真空断熱ボトルの使い分け。この3つだけで、翌朝まで冷たさが残ります。
そしていちばん大事なのは、子どもに 「渇く前に配る」 こと。ここだけは覚えて帰っていただけると嬉しいです!!
まずは 前日にペットボトルを2〜3本凍らせるところ から始めてみましょう!! お金は1円もかかりません。ゼロより1が大事です!
きっとキャンプがもっと楽しくなりますよ🌞🌞
これからもECOutdoor!!では、皆さんにとって楽しく、役に立つような情報を発信したいとおもいます!!
皆さんがより楽しく、Ecoなアウトドアライフのお役に立てれば幸いです。では!


