- 運動会の写真は、当日の腕前ではなく「前日までの準備」で決まります。①プログラムに出番の印を付ける ②予備バッテリーとSDカードの空き ③カメラの設定を家で済ませる。
- 場所取りはゴール地点より「コーナー」がねらい目。そして太陽の位置を朝のうちに確認しておいてください。
- ビデオとの二刀流はやめたほうがいいです。どちらも中途半端になります。撮りすぎない時間を作って、目で見る時間も残してください。
👇 このあと、「📋 前日までにやる3つの準備」から順に、3点を価格つきで紹介します。後半には「🏠 帰ってからが本番です」もあります。
こんにちは!
キャンプ歴は12年目になりましたが、まだまだ半人前のファミリーキャンパーのECoといいます!!
家族4人(妻、子供(長男:中学生、長女:小学生))、首都圏近郊のよくあるベッドタウンでマンション住まい。 趣味と生活スタイルがマッチしたエコなアウトドアライフを目標に、日々研究の毎日です 😄
いよいよ運動会のシーズンですね。
以前 子どもがブレる問題 の記事で撮り方のコツをご紹介しましたが、運動会には運動会ならではの難しさがあります。👇
- 我が子がどこにいるか分からないまま、競技が終わっていた
- 遠すぎて、豆粒みたいにしか写らなかった
- 前の人の頭が入って、肝心の場面が隠れた
- カメラの電池が、午後の競技の前に切れた
👉 運動会の写真は、当日の腕前ではなく 前日までの準備 で決まります。
場所取り、機材の準備、そしてプログラムの読み込み。この3つをやっておくだけで、写真の歩留まりがまったく変わります。
そこで今回は、運動会当日を戦い抜くための準備と立ち回りをご紹介します!!
📋 前日までにやる3つの準備

① プログラムを読んで「出番」に印を付ける
当日その場でプログラムを見ていると、間に合いません。
👉 前日に、我が子の出番と 走る順番・レーン があれば書き出しておく。これだけで、探す時間がゼロになります。
そして出番の10分前には、その競技の位置に移動しておきます。
② バッテリーとSDカードを準備する
運動会は半日から1日がかりです。そして連写を多用するので、電池もカードも一気に減ります。
👉 予備バッテリーは必ず。 そして前日に、SDカードの中身を空にしておいてください。「容量がいっぱいです」で撮れなくなるのは、本当にもったいないです。
③ カメラの設定を、家で済ませておく
会場で設定を探しているうちに、競技は終わります。
👉 スポーツ(キッズ)モードに合わせて、連写の設定にしておく。この状態で電源を切ってバッグに入れます。
そして一度、家の前で走る子どもを試し撮りしてください。ぶっつけ本番は、たいてい失敗します。
📍 当日の場所取り 3つの考え方
① ゴール地点より「コーナー」がねらい目
ゴール前は一番人気で、たいてい場所が取れません。
👉 コーナーは、選手が減速して曲がるので 表情が撮りやすい 場所です。そして人が少ないぶん、前が空きます。
② 太陽の位置を、朝のうちに確認する
一日を通して、太陽は動きます。午前中に良かった場所が、午後は逆光になります。
👉 会場に着いたら、まず太陽の向きを見てください。 自分が太陽を背負う位置が基本です。
③ 入退場の通路を押さえる
競技中はどうしても遠くなりますが、入場と退場のときは近くを通ります。
👉 意外とここが一番いい表情が撮れます。緊張した顔、終わったあとの安堵した顔。競技そのものより記憶に残る1枚になったりします。
⚠️ 場所取りのマナーだけは守ってください
三脚を立てっぱなしにする、シートを広げすぎる、通路を塞ぐ。これは他のご家庭の迷惑になります。
👉 学校のルールを必ず確認してください。三脚が禁止されている場合は、一脚なら使えることもあります。
📸 当日の撮り方 5つの立ち回り
① 望遠は「置きピン」で待つ
走ってくる子どもを追いかけてピントを合わせるのは、慣れが要ります。
👉 先に通過する場所にピントを合わせておいて、そこに来た瞬間に連写する。これが一番確実です。
② 競技の「前後」も撮る
走っている瞬間だけが運動会ではありません。
👉 出番を待つ列、応援している姿、終わって戻ってくるところ。あとから見返すと、こちらのほうが思い出になっていることが多いです。
③ ビデオとの二刀流はやめる
カメラとビデオを両方回そうとすると、どちらも中途半端になります。
👉 どちらか一方に決める。もしくは家族で役割を分ける。これは毎年の反省点かもしれません(笑)
④ 撮りすぎない時間を作る
ファインダーを覗いていると、自分の目では見ていません。
👉 我が子の一番の見せ場は、カメラを下ろして肉眼で見る。 これを決めておくと、あとで後悔しません。
⑤ 連写したら、その場で消さない
液晶で見て「ブレてる」と思っても、家の大画面で見ると使えることがあります。
👉 消すのは帰ってからにしてください。
⚙️ 「家で済ませる設定」の、中身を書いておきます
前日の準備で「設定を家で済ませる」と書きましたが、具体的に何をどうするのか、迷う方も多いと思います。シーンモードのままでも十分撮れますが、少しだけ触るともっと歩留まりが上がります。
① まず、シャッタースピードを速くします
運動会の写真がブレる原因は、手ブレではなく被写体ブレです。子どもが動いているぶんだけブレます。これを止めるには、シャッターが開いている時間を短くするしかありません。
- 1/250秒:歩く・行進する程度なら止まります
- 1/500秒:かけっこの目安。ここを基準にしてください
- 1/1000秒:ゴール前の全力疾走や、玉入れの手元まで止めたいとき
👉 シャッタースピード優先モード(TvまたはS)にして、1/500に固定。あとはカメラが明るさを合わせてくれます。スポーツモードは、内部でだいたいこれと同じことをしています。
② ISO感度はオートにしておきます
シャッターを速くすると、そのぶん光を取りこむ時間が減るので、写真が暗くなります。それを補うのがISO感度です。ここはオートにしておいて、カメラに任せてください。
晴れた運動場なら、ISOは100〜400くらいの低い値で収まります。曇りや夕方に近づくと上がっていきますが、多少ざらついても、ブレて何が写っているか分からない写真よりはずっとマシです。
③ ピント合わせを「動くもの用」に切り替えます
カメラのピント合わせには、止まっているものを1回で合わせるモードと、動くものを追いかけ続けるモードがあります。メーカーによって呼び名が違いますが、AF-C/AIサーボ/コンティニュアスAF と書いてあるほうが動きもの用です。
👉 ここを切り替えるだけで、走ってくる子どもにピントが合う確率が変わります。前日に切り替えて、そのまま電源を切っておいてください。
④ 家の前で、必ず1回試し撮りをします
設定をいじったあとは、動いているものを撮って確かめます。子どもに家の前を走ってもらう、それが無理なら通り過ぎる自転車や車でも十分です。
- ピントが合っているか(パソコンや大きい画面で確認します)
- 明るさは適正か(暗すぎるなら露出を+0.3〜+0.7に)
- 連写は何枚まで続くか(途中で止まる機種があります。これを知らないと本番で焦ります)
👎 いちばん多い失敗が、この試し撮りを飛ばすことです。設定を変えたつもりで変わっていなかった、というのは本当によくあります。
📱 スマホで撮るときに、押さえておきたいこと
一眼を持っていなくても、運動会は撮れます。ただし、スマホには一眼と違う弱点があるので、そこだけ避ければ十分いい写真が残ります。
デジタルズームは、使いすぎないでください
スマホの望遠は、途中から写真を切り抜いて拡大しているだけになります。画面上は大きく写っても、あとで見るとぼやけています。
👉 目安は、機種に書かれている「光学◯倍」まで。それを超えたら、無理に寄らずに引いて撮って、あとから切り抜いたほうがきれいです。どうせ同じことをしているなら、あとで落ち着いて切り抜くほうが失敗しません。
動画で撮って、あとから1コマ取り出す
スマホでいちばん確実なのが、この方法です。競技を動画で回しておいて、家に帰ってからいい瞬間で一時停止し、その画面を写真として保存します。
👉 静止画としては少し粗くなりますが、決定的瞬間を逃さないという点では、連写より確実です。動画そのものも残るので、一石二鳥でもあります。
連写は、シャッターを長押しするだけです
多くのスマホは、シャッターボタンを押しっぱなしにすると連写になります。ゴールの手前で押し始めて、通り過ぎるまで押しっぱなし。あとから1枚選びます。
👎 ただし、連写は一瞬で数十枚たまります。前日に、スマホの空き容量も確認しておいてください。「保存できません」で撮れなくなるのは、カメラのSDカードと同じです。
🌤️ 天気別の注意点
✔ 快晴 顔が影になります
真上から日が当たると、帽子のつばの影で目元が真っ暗になります。
👉 少し曇っているくらいのほうが、実はきれいに撮れます。快晴のときは、日陰に入った瞬間を狙うのも手です。
✔ 曇り いちばん撮りやすい条件です
光が均一に回るので、影が出ません。
👉 運動会の写真としては、実は曇りが当たりです。
⚠️ 雨 機材を守ってください
小雨でも、カメラは濡れます。
👉 ビニール袋とタオルをバッグに入れておいてください。詳しい守り方はこちらの記事にまとめています。
🎒 カメラ以外に、あると助かるもの
機材ばかりに気を取られがちですが、撮る側の体力が持たないと、午後の競技が撮れません。荷物は最小限にしつつ、この4つは入れておくと違います。
- 折りたたみの椅子か、厚手のレジャーシート:地面に直接座ると、午後には腰にきます
- タオル1枚:汗も拭けますし、レンズに付いた砂ぼこりも払えます(レンズは専用の布が理想です)
- 飲みもの:秋でも、日なたで半日いると水分が要ります
- レンズを拭くもの:運動場は砂ぼこりが舞います。1枚あると安心です
👉 レンズ交換は、できれば風の弱いところで、下を向けて短時間で。運動場のど真ん中で交換すると、砂がセンサーに入りこむことがあります。可能なら交換しなくて済むレンズ1本で1日を通すのが、いちばん安全です。
🏠 帰ってからが本番です

その日のうちに、10枚選ぶ
運動会では数百枚撮ることになります。そのまま置いておくと、二度と見返しません。
👉 帰った日のうちに10枚だけ選ぶ。 これを毎年やると、1年に1冊のアルバムが自然にできあがります。
我が家では子どもと一緒に選んでいます。「これがいい」と自分で選んだ写真は、何度も見返すみたいです(^^)
選ぶときのコツは、顔がはっきり写っている1枚を必ず入れることです。競技の躍動感がある写真は自分では気に入っていても、送られた側は「どこに写っているの?」となりがちです。走っている写真1枚に、笑っている顔の写真1枚を添える。この組み合わせがいちばん喜ばれました。
選んだ10枚を、少しだけ整える
選んだら、送る前に少しだけ手を入れます。やることは3つで十分です。👉 傾きを直す・まわりの余計なところを切る・明るさを少し上げる。運動会は木陰や逆光で、顔が暗く写りがちです。
どれも、無料の道具でできます。
| 使う機器 | 道具 | 料金 | できること |
|---|---|---|---|
| パソコン(Windows) | 「フォト」アプリ(最初から入っています) | 無料 | トリミング、明るさの調整。「コピーとして保存」で元の写真を残せます |
| パソコン(Mac) | 「写真」アプリ(最初から入っています) | 無料 | 「補正」ボタンで色とコントラストを自動で整える。「オリジナルに戻す」で元に戻せます |
| スマホ(iPhone・Android) | Snapseed(Google) App Store/Google Play | 無料 | 明るさ・色の調整、傾きの補正 |
| 一眼カメラのRAWで撮った方 | NX Studio(ニコン)など、カメラメーカーのソフト | NX Studioは無償 | RAWの現像と編集。キヤノンはDigital Photo Professional |
👉 元の写真には手を付けず、コピーに保存しておくのがおすすめです。あとから「やっぱり元のほうがよかった」ができます。
おじいちゃん・おばあちゃんに送る
選んだ10枚は、そのまま祖父母に送ると本当に喜ばれます。
👉 撮った写真が誰かを喜ばせると、次も撮ろうという気になります。これが一番の上達法かもしれません。
送り方は、相手がふだん使っているものに合わせるのがいちばんです。新しいアプリを入れてもらうより、すでに使っているものに乗せたほうが、見てもらえます。
| 送り方 | 向いている相手 | 無料で使える範囲 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| LINE(パソコン版から送る) | ふだんLINEを使っている祖父母 | 無料 | トークの写真は、サーバーに置かれる期間が限られています(期間は非公開)。残したい写真は「アルバム」に入れます |
| Googleフォトの共有アルバム | 何年分もまとめて見返したい、両方の祖父母で見たい | Googleアカウント1つにつき15GB(Gmail・Googleドライブと共用) | 「リンクを作成」で共有すると、リンクを知っている人は誰でも見られます |
| Dropbox | パソコンで写真を受け取りたい相手 | 無料プラン(Dropbox Basic)は2GB | 容量が小さいので、選んだ10枚を渡す使い方に向いています |
カメラの写真は、パソコンのLINEから送ると早いです
一眼カメラで撮った写真は、まずパソコンに取り込みますよね。そこからスマホに移してLINEで送るのは、ひと手間です。👉 パソコン版のLINEなら、取り込んだ写真をそのまま送れます。
- パソコン版LINEを入れて(LINE公式のインストール案内)、ログインします。パソコンに出るQRコードを、スマホのLINEで読み取るのがいちばん簡単です
- 整えた10枚を、祖父母とのトーク画面にドラッグするか、添付のボタンから選んで送ります
- あとで見返してほしい写真は、そのトークの「アルバム」にも入れておきます
⚠️ 運動会の写真には、ほかのお子さんも写っています。送るときに「SNSには載せないでね」と、ひとこと添えておくと安心です。
📎出典:Google フォト ヘルプ「写真や動画を共有する」、Google アカウント ヘルプ「Google ストレージの仕組み」、Dropbox ヘルプ「Dropbox Basic」、Apple サポート「Macの『写真』での写真編集の基本」、ニコン「NX Studio」、dynabook「フォト」写真をトリミング編集する方法、All About「PCからLINEにログインする方法」、アプリオ「LINE 写真・動画の保存期間」(LINEヘルプの説明を引用)(いずれも2026年10月5日に確認)
レンズをどうするかで迷っている方は、こちらを先にどうぞ!!200mmで足りるのかを書いています。

🏃 準備を整えて、運動会の本番へGo!!
いかがだったでしょうか??
運動会の写真は、当日の腕前ではなく前日までの準備で決まります。プログラムに印を付けて、バッテリーとSDカードを用意して、設定を家で済ませておく。
そして当日は、ゴール前よりコーナー。太陽を背負う位置に立つ。入退場の通路も押さえておく。
最後にひとつ。一番の見せ場だけは、カメラを下ろして自分の目で見てください。写真は残りますが、その瞬間は一度きりですからね。
まずはプログラムが配られたら、我が子の出番に印を付けてみましょう!!
きっと今年の運動会がもっと楽しくなりますよ🌞🌞
👉 カメラ選びから読み直したい方は、一眼レフはシーンモードで十分!!にカメラ記事をまとめてあります。
これからもECOutdoor!!では、皆さんにとって楽しく、役に立つような情報を発信したいとおもいます!!
皆さんがより楽しく、Ecoなアウトドアライフのお役に立てれば幸いです。では!


