- 秋の上着は「着る道具」であり「しまう道具」です。朝と昼で10℃違う日、上着は必ず脱ぎます。脱いだあとの置き場所を決めていないと、腕に抱えたまま一日が終わります。
- 選ぶ基準は、たためるかどうか。ワークマンの高撥水UVエアーウィンドシェルトレックフーディー(2,900円・約90g)は、上着が自分のポケットに畳んで入るパッカブル仕様です。
- 入れる場所は、リュックの「上」か「前」。背中側の奥に押し込むと、出すのが面倒になって、結局そのまま着ません。出しやすさが、着るかどうかを決めます。
👇 このあと、たたみ方・リュックの3つの置き場所・出すタイミングまで、13の見出しで順に進みます。ワークマンの公式スペックと、楽天で買える似たタイプ3点も数字つきで並べました。
こんにちは!
キャンプ歴は12年目になりましたが、まだまだ半人前のファミリーキャンパーのECoといいます!!
家族4人(妻、子供(長男:中学生、長女:小学生))、首都圏近郊のよくあるベッドタウンでマンション住まい。 趣味と生活スタイルがマッチしたエコなアウトドアライフを目標に、日々研究の毎日です 😄
「朝、寒かったので上着を着て出た。昼にはもう暑い。でも、脱いだ上着の行き場がない」
秋の通勤で、毎年おなじことが起きます。
多くの記事は「秋は何を着るか」を教えてくれます。でも実際に困るのは、着るところではありません。脱いだあとです。
腕にかけて歩くと片手がふさがります。椅子の背にかけると忘れます。リュックに押し込むと、リュックがパンパンになって、書類が曲がります。
この記事は、「脱いだ上着を、通勤リュックのどこに、どう入れるか」だけを扱います。何を着るかではなく、しまい方の話です。
- 🍂 秋の上着は「脱いだあと」で決まります
- 🎒 上着がリュックに入らない、3つの理由
- 🤏 「パッカブル」は、上着が自分のポケットに入ることです
- 🛒 ワークマンの高撥水UVエアーウィンドシェルトレックフーディー
- 📍 リュックの「どこ」に入れるか、3つの置き場所
- 🤏 たたみ方は「小さく」より「毎回おなじ形に」
- ⏰ 出すタイミングは、気温ではなく「時刻」で決める
- 🚲 自転車に乗るなら、風を止めるのが先です
- ⚠️ やりがちな3つ
- ❓ よくある3つの疑問
- 🛍️ 買うなら、寒くなる前です
- 🧥 ワークマン以外なら、モンベル・ユニクロ・コロンビア
🍂 秋の上着は「脱いだあと」で決まります
気象庁の平年値でいうと、10月の東京は最高気温と最低気温の差が8℃前後あります。朝は15℃、昼は23℃といった日が続きます。
この差は、1枚脱げば吸収できます。問題は、その1枚をどこに置くかです。
ここで上着選びの基準が変わります。「暖かいか」ではなく、「小さくなるか」です。厚手のフリースやダウンは暖かい代わりに、脱いだ瞬間に大荷物になります。朝夕だけ寒い時期には、向きません。
- 着ている時間 ── 朝の20分と、夕方の20分だけ
- 持ち歩く時間 ── それ以外の10時間以上
- つまり ── 上着は、着ている時間より「しまわれている時間」のほうが圧倒的に長い
だから、しまいやすさで選ぶのが理にかなっています。
🎒 上着がリュックに入らない、3つの理由
「入らない」と感じるとき、原因はだいたいこの3つのどれかです。
① かさが減っていない
ただ丸めただけの上着は、空気を含んだままです。素材によっては、たたむのと丸めるのとで体積が倍近く変わります。
② リュックの中が「袋」になっている
中が仕切られていないと、上着が広がって、他の荷物のすき間を全部埋めてしまいます。逆に言えば、中が整理されているリュックほど、上着の置き場所を作りやすいということです。
この話は、通勤リュックの収納そのものの話になります。くわしくはこちらにまとめてあります。

③ そもそも容量が足りない
15Lのリュックに、パソコン・書類・弁当・水筒を入れて、さらに上着を足すのは無理があります。上着を持ち歩く前提なら、実測で2〜3L分の余白が要ります。
容量ごとに何が入るかは、こちらで比べています。

🤏 「パッカブル」は、上着が自分のポケットに入ることです
パッカブルとは、その上着自体に付いているポケットや袋に、上着を裏返して収納できるつくりのことです。専用の収納袋が付いているタイプもあります。
ここが普通の上着との決定的な違いです。
- 普通の上着 ── たたみ方が毎回変わる。ほどける。かさが読めない
- パッカブル ── 収まる形が1つに決まっている。毎回おなじ大きさになる
「毎回おなじ大きさになる」というのが、実は大きな利点です。リュックの中にその大きさの定位置を作れるからです。定位置があれば、探さずに出せます。
🛒 ワークマンの高撥水UVエアーウィンドシェルトレックフーディー
パッカブルの上着はいろいろありますが、値段と軽さのバランスで、まずワークマンを見ておいて損はありません。
2026年9月時点で公式サイトに出ている仕様を、そのまま並べます。
📊 数字で見る
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 高撥水UVエアーウィンドシェルトレックフーディー |
| 価格 | 2,900円(税込) |
| 重さ | 約90g(Lサイズ) |
| 素材 | ナイロン100%(リップストップ生地) |
| サイズ | S・M・L・LL・3L |
| 色 | ホワイト/ブラック/カーキ/ライム ※ホワイト・ライムはS・3Lなし |
| 収納 | パッカブル仕様(手のひらサイズに収納可) |
| 機能 | UVカット(UPF50+)/高撥水/防風/防汚・撥油加工/花粉が落ちやすい |
| ディテール | ベンチレーション付き大容量ポケット/反射コード付きファスナー引き手 |
約90gという数字だけ覚えておいてください。500mlのペットボトルが1本およそ525gですから、その6分の1以下です。
✅ できること/❌ できないこと
公式に書かれている機能から、何ができて、何ができないかを整理します。ここを取り違えると「思っていたのと違う」になります。
- ✅ 風を止める ── 防風機能あり。秋の朝の「風で寒い」には効きます
- ✅ 小雨を弾く ── 高撥水。ただし「撥水」であって「防水」ではありません
- ✅ 紫外線を防ぐ ── UPF50+。秋でも日差しは残ります
- ✅ 花粉が落ちやすい ── 表面加工によるもの
- ❌ 保温はしません ── ナイロン1枚です。中に着るものが要ります
- ❌ 本降りの雨はしのげません ── 撥水は時間とともに弱まります。雨の日はレインウェアです
つまりこれは「風よけの1枚」です。暖かい上着ではありません。暖かさは中に着るもので作り、風はこれで止める、という分担になります。
秋の自転車通勤で、実際に何を何枚着るかは、こちらで気温別に組んでいます。

📍 リュックの「どこ」に入れるか、3つの置き場所
ここからが本題です。パッカブルの上着は小さくなりますが、入れる場所を決めていないと結局着ません。
「出すのが面倒だから、我慢して寒いまま歩く」。これが、いちばんもったいない負け方です。
① いちばん上 ──「今日は使うかも」の日
メイン室のいちばん上、書類の手前に置きます。ファスナーを開けたら真っ先に手が届く位置です。
朝の天気が読めない日、夕方から冷えそうな日は、ここ一択です。3秒で出せる場所にあるかどうかで、着る回数が変わります。
② 前のポケット ── 出し入れが多い日
多くの通勤リュックには、前面に薄いポケットが付いています。パッカブルなら手のひらサイズなので、ここに収まります。
メイン室を開けずに出せるので、電車の中でも、信号待ちでも取り出せます。ただし、前ポケットは重くすると重心が前に出ます。90gなら気にならない範囲です。
③ サイドのボトルポケット ── 自転車通勤の日
意外と使えるのが、水筒を入れるサイドポケットです。丸めた上着がちょうど入ります。
リュックを下ろさずに、手を回して取り出せるのが利点です。ただし落とすリスクがあるので、走行中は避けてください。
この3つのうち、自分の通勤で使うのは1つだけです。毎日おなじ場所に入れると、探さなくなります。
🤏 たたみ方は「小さく」より「毎回おなじ形に」
パッカブルのたたみ方には、メーカーの想定した手順があります。だいたい共通しているのはこの流れです。
- ファスナーを閉める ── 開いたままだと最後に膨らみます
- 収納ポケットを裏返しておく ── 先に袋の形を作ります
- 袖を内側に折る ── 縦長の長方形にします
- ポケットの幅に合わせて、さらに縦に折る
- ポケットに向かって、くるくる巻き込む ── 空気を押し出しながら
- 裏返したポケットで、全体を包む
コツは3番目です。ポケットの幅を先に測ってから、その幅に合わせて折る。ここを目分量でやると、最後に入りません。
そして大事なのは、速くたたむことでも、極限まで小さくすることでもありません。毎回おなじ形にすることです。形が一定なら、リュックの定位置も一定になります。
⏰ 出すタイミングは、気温ではなく「時刻」で決める
「寒くなったら着る」と決めていると、たいてい着ません。寒いと感じた頃には、もう目的地が近いからです。
おすすめは、時刻で決めてしまうやり方です。
- 朝、家を出るとき ── 着て出る。暑ければ5分後に脱げばいい
- 昼、外に出る前 ── 風があるかだけ確認する
- 夕方、建物を出る前に ── 出てから判断すると、出したときにはもう冷えています
とくに夕方は、外に出る前に出しておく。これだけで体感がかなり変わります。
🚲 自転車に乗るなら、風を止めるのが先です
自転車通勤では、走行風のぶんだけ体感温度が下がります。止まっているときの15℃と、走っているときの15℃は別ものです。
だから、厚着より風よけが先に効きます。ナイロン1枚でも、風を止めるだけで体感がまったく変わります。
ECoが防寒で優先しているのは、首と手です。ここが暖かければ、通勤はなんとかなる、という感覚があります。上着は風を止める役、首と手は暖かさを作る役、という分担です。
なお、上着を背負った上に着るか、下に着るかで迷う方がいます。リュックの下に着てください。上から羽織ると、リュックが背中から離れて揺れます。
リュックの揺れを止める話は、こちらで別に書いています。
「【腰ベルトは買いません】通勤リュックは胸のベルト1本!!」(9/29公開予定)
本格的に寒くなってからの装備は、10月のうちに考えておくのが正解です。
「【売り切れる前に】冬の自転車ウェアは10月に買う!!」(10/4公開予定)
⚠️ やりがちな3つ
① リュックの底に入れる
底は、いちばん出しにくい場所です。しかも上から荷物が乗るので、たたんだ形がつぶれてほどけます。
そして何より、出すのが面倒で着なくなります。持っているのに着ない、が一番もったいない状態です。
② 汗をかいたまま、たたんでしまう
ナイロンは水分を通しません。湿ったまま袋に押し込むと、その日の夕方に出したとき、まだ湿っています。においの原因にもなります。
汗をかいた日は、職場で軽く広げて乾かしてから、帰りにたたむ。これだけで違います。
③ 撥水が落ちたのに、そのまま雨に使う
撥水は加工であって、素材そのものの性質ではありません。洗濯と摩擦で、少しずつ落ちます。
水滴が玉にならず、生地に染みるようになったら、それは撥水が落ちたサインです。撥水スプレーで戻すか、雨の日はレインウェアに持ち替えるのが安全です。
❓ よくある3つの疑問
Q. スーツの上に着ても大丈夫ですか?
サイズを1つ上げれば入ります。ただしナイロンなので、ジャケットの肩は少し押さえられます。見た目を優先するなら、通勤カバンに入れておいて、自転車や駅までの移動のときだけ着る使い方になります。
Q. 洗えますか?
ナイロン100%なので、基本は洗えます。ただし洗うたびに撥水は弱くなります。洗濯表示に従ってください。
Q. 何年もちますか?
使い方によります。リップストップ生地は、破れても裂けが広がりにくいつくりです。ただし90gの薄い生地なので、枝や金具に引っかけると穴は開きます。ECoは実際に使っていないので、耐久性については確かなことを書けません。
🛍️ 買うなら、寒くなる前です
ここはECoの実感です。
ECoは毎年、10〜11月ごろの肌寒くなるころから、防寒の準備を始めます。ただ、その時期に動き出すと、もう遅いことがあります。
ワークマンのお店の方に聞くと、人気のあるものは早めに売り切れるそうです。とくにサイズと色は、残っているものから選ぶことになります。
今回のウィンドシェルも、色によってはサイズ展開が限られています(ホワイトとライムはS・3Lがありません)。ほしい色とサイズがある方は、寒くなってから探さないほうが確実です。
もうひとつ。ネットで買うか店で買うかですが、上着は一度、袖を通せるなら通したほうがいいです。パッカブルは薄いぶん、中に何を着るかでサイズ感が変わります。ジャケットの上から着るつもりなら、なおさらです。
🧥 ワークマン以外なら、モンベル・ユニクロ・コロンビア
パッカブルの上着は、ほかのブランドにもあります。ECoのいちばんのおすすめはモンベルです。
どれも公式サイトの仕様をそのまま載せています。価格は2026年9月27日に確認したものです。
■ いちばんのおすすめ:モンベル EXライト ウインド パーカ
平均重量56g。ワークマンの約90gよりさらに軽く、たたむと11.5×8×4.5cmになります。
生地は7デニールの極薄ナイロンで、はっ水加工つき。脇に換気口があるので、自転車でこいでも蒸れにくいつくりです。男女兼用でXS〜XL。公式サイトには「ややタイトなシルエット」とあるので、中に厚手を着るなら1サイズ上も検討してください。
■ 手に入れやすさなら:ユニクロ ポケッタブルUVカットパーカ
東レの「NANODESIGN™」による撥水加工で、小雨程度の水をはじきます。UVカットつきで、収納袋つき。サイズはXS〜4XLまであります。
お店の数が多いので、袖を通してから買いやすいのも強みです。
■ 伸びる生地がいいなら:コロンビア ライトキャニオンソフトシェルジャケット
薄いウインドシェルではなく、4方向に伸びるソフトシェルです。はっ水機能「オムニシールド」つきで、ポケットの中に本体を収納できます。
生地が腕や肩の動きに合わせて伸びるつくりです。公式サイトに重さの記載はないので、軽さ最優先ならモンベルかワークマンです。
🛒 品切れのときに備えて(楽天で買える似たタイプ)
ワークマンは店舗ごとに在庫が違います。人気の色とサイズから消えていくので、近くのお店に無いこともあります。
そのときのために、楽天で買える似た性格のものを3点あげておきます。ワークマンの製品ではありません。価格は2026年9月時点のものです。
選ぶときに見るのは、この3つだけで足ります。
- 重さ ── 軽いほど、持ち歩くのが苦になりません。100g前後が目安です
- 撥水か、防水か ── 撥水は小雨まで。本降りはレインウェアの担当です
- 小さくなるか ── 収納袋つきか、パッカブルと書かれているか
【〜3,000円】まず1枚、軽さで選ぶなら
100gの超軽量タイプ。撥水・UVカット・防風・防花粉と、ワークマンのウィンドシェルに近い性格です。男女共用でS〜XL。
こちらは耐水圧10000mmと書かれているタイプ。撥水よりもう一段、雨に強い数字です。ストレッチ素材で、フード付き。
【〜4,000円】「パッカブル」と書かれているもの
商品説明にパッカブルと明記されているタイプ。UVカット・吸汗速乾・抗菌消臭で、大きいサイズの展開もあります。
※ どれもワークマンの公式品ではありません。数字はいずれも出品ページに書かれているもので、ECoが実際に使って確かめたものではありません。
🧪 今週できる、3分の確かめ方
買う前に、いま持っているリュックで試せることがあります。
- いつも通勤で入れている荷物を、全部入れてください
- そこに、丸めたタオルを1本ねじ込んでみてください(パッカブル1着とだいたい同じかさです)
- ファスナーが無理なく閉まりますか?
閉まらないなら、上着を持ち歩く余白がありません。中身を減らすか、リュックそのものを見直すか、どちらかです。
リュックの中を減らす話は、収納の記事にまとめてあります。

🚲 リュックまわりを、もっと整える
この記事は「上着のしまい方」だけを扱いました。リュック本体の選び方や背負い方は、それぞれ別に書いています。



🍂 上着は「しまう道具」でもあります
最後にまとめます。
- 秋の上着は、着ている時間より、しまわれている時間のほうが長い ── だから、しまいやすさで選びます
- パッカブルは「毎回おなじ形になる」のが利点 ── 形が一定だから、定位置が作れます
- ワークマンの高撥水UVエアーウィンドシェルトレックフーディーは2,900円・約90g ── 風は止めますが、保温はしません
- 入れる場所は「上」か「前」 ── 底に入れると、出すのが面倒で着なくなります
- 出すのは、寒くなってからではなく、建物を出る前に
- 買うのは、寒くなる前に ── 人気のものは、サイズと色から消えていきます
上着を1枚、リュックに入れておく。それだけで、10月の朝と夕方がずいぶん楽になります。
明日の朝、1枚たたんで入れてから出てみてください🌞🌞
これからもECOutdoor!!では、皆さんにとって楽しく、役に立つような情報を発信したいとおもいます!!
皆さんがより楽しく、Ecoなアウトドアライフのお役に立てれば幸いです。では!


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